特許
J-GLOBAL ID:200903050597552621
建設機械の旋回油圧回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-122713
公開番号(公開出願番号):特開平7-331705
出願日: 1994年06月03日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 油圧ショベルの惰性旋回時の油圧回路での負圧発生を防止する手段として、圧力損失の問題のあるチェック弁に替わる有効な手段を提供する。【構成】 中立検出センサ26a ,26b により旋回用切換弁7を中立位置に戻すレバー操作を検出し、回転数センサ25により旋回用油圧モータ17の回転を検出する。これらの検出信号をNOR論理素子27およびAND論理素子28により処理して、レバー20を中立位置に戻しても上部旋回体が惰性回転する状態を検出する。コントローラ29は、回転数センサ25から検出した惰性回転数に応じた制御電流を電磁比例減圧弁30に出力し、可変絞り弁37を惰性回転数に応じて絞り制御する。可変絞り弁37を絞るほど、方向制御弁5からの戻り油を旋回用油圧モータ17の負圧側に補給して惰性回転による負圧の発生を防止できる。惰性旋回状態でないときは可変絞り弁37は全開状態となって戻り油路24の圧力損失を最小にする。
請求項(抜粋):
油圧源から旋回用切換弁を経て供給される油圧により旋回用油圧モータを駆動して、下部走行体に対し上部旋回体を旋回させる建設機械の旋回油圧回路において、前記旋回用切換弁を含む複数の方向制御弁からの戻り油路に旋回用油圧モータ回路のメイクアップラインが合流された下流側の戻り油路中に、前記旋回用油圧モータを停止させる際の上部旋回体の慣性による惰性回転により絞り制御される可変絞り弁を設けたことを特徴とする建設機械の旋回油圧回路。
IPC (3件):
E02F 9/22
, F15B 11/00
, F15B 11/02
FI (2件):
F15B 11/00 R
, F15B 11/02 W
引用特許:
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