特許
J-GLOBAL ID:200903050610458192

車両用ハブユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-206573
公開番号(公開出願番号):特開2000-038004
出願日: 1998年07月22日
公開日(公表日): 2000年02月08日
要約:
【要約】【課題】車両用ハブユニットにおいて、ハブホイールの軸部軸端をかしめて軸受に予圧を付与する形態としながらも、回転動作時におけるかしめ部の塑性復帰を阻んで予圧抜けを防止できるようにすること。【解決手段】ハブホイール1の軸部12軸端に外嵌装着される複列外向きアンギュラ玉軸受2の内輪21のカウンタボア側を、ハブホイール1の軸部12軸端に対するかしめ動作に伴い撓みやすい構造とし、この撓みの圧縮反力でもって軸受2に予圧を付与するようにしている。これにより、内輪21においてかしめに伴い撓んだ部分が、回転動作に伴い内輪21にかかるアキシャル荷重を吸収し、内輪21からかしめ部3に対して抜け荷重が減衰して伝達されることになるから、かしめ部3が塑性復帰しにくくなる。
請求項(抜粋):
ハブホイールの軸部外周に複列外向きアンギュラ玉軸受を配設し、前記軸部の軸端をかしめることにより前記軸受の抜け止めと前記軸受に対する予圧付与とを行うように構成した車両用ハブユニットであって、前記複列外向きアンギュラ玉軸受が、片側の玉群の軌道を前記軸部の外周面とするもので、軸部の軸端側に外嵌装着されるカウンタボア付きの内輪を有しており、前記内輪が、前記かしめ動作に伴い軸方向に撓んで圧縮応力を発生するものである、ことを特徴とする車両用ハブユニット。
FI (2件):
B60B 35/18 A ,  B60B 35/18 Z

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