特許
J-GLOBAL ID:200903050613296266

車載用レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松村 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-155442
公開番号(公開出願番号):特開平11-002677
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 近距離にある追尾中の障害物を連続して検出することを可能にすると共に、ノイズレベルが高く検出が困難な遠距離の障害物をも高確率で検出することを可能にする。【解決手段】 周波数範囲別重み形成手段12によって、ビート信号の低周波数領域についてはピーク周波数があると予測される周波数に重み付けをしてピーク周波数の検出を行い、高周波数領域については検出時直前の周波数ごとの信号強度の加算平均による重み付けをしてピーク周波数を検出する。
請求項(抜粋):
搬送波を時間的に三角状に周波数変調して出力する周波数変調・連続レーダ波送信手段と、この周波数変調・連続レーダ波送信手段から出力された信号を送出しかつ障害物で反射して返ってきた信号を受信するアンテナと、このアンテナで受信した信号と前記周波数変調・連続レーダ波送信手段から出力された信号とを混合してビート信号を出力する混合手段と、この混合手段から出力されたビート信号を離散値に変換するアナログ/デジタル信号変換手段と、このアナログ/デジタル信号変換手段により離散値に変換されたビート信号を周波数に変換して出力するフーリエ変換手段と、このフーリエ変換手段の出力から各周波数ごとの信号強度を計測して出力する信号強度計測手段と、この信号強度計測手段から出力された各周波数ごとの信号強度を記憶する信号強度記憶手段と、ピーク周波数を予測する予測ピーク周波数決定手段と、低い周波数領域では前記予測ピーク周波数決定手段の出力である予測ピーク周波数周辺の周波数で重みを形成しかつ高い周波数領域では前記信号強度記憶手段の出力である過去に記憶された周波数ごとの信号強度の加算平均値で重みを形成する周波数範囲別重み形成手段と、前記信号強度計測手段の出力である周波数ごとの信号強度に前記周波数範囲別重み形成手段からの出力に基づいて重み付けしてピーク周波数を決定するピーク周波数決定手段と、このピーク周波数決定手段の出力であるピーク周波数から障害物までの距離と速度との少なくとも一方を出力する距離・速度算出手段を備えたことを特徴とする車載用レーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/34 ,  G06F 17/14
FI (2件):
G01S 13/34 ,  G06F 15/332 A

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