特許
J-GLOBAL ID:200903050618050435

熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-051717
公開番号(公開出願番号):特開平8-219678
出願日: 1995年02月16日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 出入口パイプの固定が容易であると共に、熱交換器の出入口パイプ固定部分の厚さを薄くした熱交換器を提供する。【構成】 タンクの上部に開口した開口部に、仕切り板によって分離された一方の空間と連通する切欠部を有する有底円筒部を挿着固定し、この有底円筒部に連設されたパイプ当接部の両端から延設された壁部に、板バネを保持する保持部を形成することによって、出入口パイプの端部を前記パイプ当接部に当接させ、この出入口パイプのフランジ部を前記パイプ当接部に押圧して挟持するように、前記保持部の対向する位置に板バネを橋架して出入口パイプを固定するようにしたために容易に出入口パイプを固定でき、さらにネジ穴の形成が不要であるために、前記有底円筒部、パイプ当接部及び壁部で構成される部分を薄く形成できる。
請求項(抜粋):
一端に形成された一対の開口部及びこの一対の開口部を連通する往復流路を有する複数のチューブエレメントと、これら複数のチューブエレメントの間に配されるコルゲートフィンと、前記複数のチューブエレメントの一対の開口部を有する一端が挿着されるタンクと、前記タンク内を、前記チューブエレメントの一方の開口部が連通する空間と前記チューブエレメントの他方の開口部が連通する空間とに分離する仕切り板と、前記タンクの上部に形成され、前記仕切り板によって分離された2つの空間に渡って開口する一対の開口部とを有する熱交換器において、前記タンクの上部に形成された出入口部に挿入され、前記仕切り板に当接固定されると共に、前記仕切り板で仕切られる片側の空間に開口する切欠部を有する有底円筒部と、この有底円筒部に連設され、先端にフランジが形成された出入口パイプの先端が当接するパイプ当接部と、このパイプ当接部の両端に連設され、前記出入口パイプのフランジ部の幅と略等しい幅を有すると共に、前記出入口パイプのフランジ部の厚さよりも高く形成された一対の壁部と、この壁部の両端部の前記フランジ部よりも高い位置に、前記パイプの径と略等しい幅を開けて形成された保持部と、この保持部の対向する位置に橋架されると共に、前記出入口パイプの両側で前記フランジ部を前記パイプ当接部に押圧して挟持する一対の板バネからなる固定手段とを具備することを特徴とする熱交換器。

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