特許

J-GLOBAL ID：200903050618162799

優れた磁気特性を有する電磁鋼板の製造方法

発明者： 屋鋪 裕義 ,  田中 隆 ,  土居 光代
出願人/特許権者： 住友金属工業株式会社
代理人 (1件)： 穂上 照忠 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-167656
公開番号（公開出願番号）：特開平7-018335
出願日： 1993年07月07日
公開日（公表日）： 1995年01月20日
要約：

【要約】【目的】磁気特性に異方性が少ない電磁鋼板の製造方法を提供する。【構成】C:0.010%以下、Si:1.5〜4.0 %、Mn:1.0〜4.0 %、S: 0.01%以下、sol.Al:0.003%未満、N:0.001〜0.010 %を含有する鋼スラブを下記?@〜?Dの工程で処理する、鉄損が低く圧延方向と圧延直角方向の磁気特性のバランスに優れた電磁鋼板の製造方法。?@熱間圧延を行う工程?A熱間圧延のまま、または熱間圧延後に焼鈍してから、冷間圧延を行う工程?B連続焼鈍により一次再結晶を起こさせる工程?CN2含有雰囲気中で 800〜950 °Cの温度域に4〜100 時間保持し、二次再結晶を起こさせる工程?DH2雰囲気中で 800〜1000°Cの温度域に4〜100 時間保持し、純化する工程【効果】鉄損の異方性が2.0 以下で、しかも圧延と圧延直角方向の鉄損がともに低い電磁鋼板を得ることができる。

請求項（抜粋）：

重量%で、C:0.010%以下、Si:1.5〜4.0 %、Mn:1.0〜4.0 %、S: 0.01%以下、酸可溶性Al:0.003%未満、N:0.001〜0.010 %を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼スラブを、下記?@〜?Dの工程で処理することを特徴とする、鉄損が低く圧延方向と圧延直角方向の磁気特性のバランスに優れた電磁鋼板の製造方法。?@熱間圧延を行う工程?A熱間圧延のまま、または熱間圧延後に焼鈍してから、冷間圧延を行う工程?B連続焼鈍により一次再結晶を起こさせる工程?CN2含有雰囲気中で 800〜950 °Cの温度域に4〜100 時間保持し、二次再結晶を起こさせる工程?DH2雰囲気中で 800〜1000°Cの温度域に4〜100 時間保持し、純化する工程

IPC (4件)：

C21D 8/12 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06 ,  H01F 1/16