特許
J-GLOBAL ID:200903050630596320

文字認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-260661
公開番号(公開出願番号):特開平5-101216
出願日: 1991年10月08日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【構成】認識処理部12は、文書画像から切り出した1文字ずつの画像の特徴量と、認識辞書13内に記憶されている認識可能な各文字の特徴量との類似度を算出する。そして、類似度の大きな順に、第1候補文字、第2候補文字、・・・・、第n候補文字として、結果ファイル14に格納する。結果ファイル14に格納された第1候補文字は表示装置に表示されるが、表示制御部17は、第1候補文字と第2候補文字との各類似度の差が所定値未満のときには、このような第1候補文字を強調して表示させる。候補文字の修正は、ユーザインタフェース16を介する操作者の入力操作に応答して修正部15により行われるが、このとき修正対象となる文字の読みを、読み上げ部20などにより発音させることができる。【効果】誤認識文字の発見が極めて容易になり、また、形態が近似している文字の正誤を聴覚に訴えて容易に判断することができるようになる。
請求項(抜粋):
文書画像を構成する文字を認識して表示手段に表示するようにした文字認識装置であって、認識可能な文字の特徴量を記憶した認識辞書と、文書画像から切り出された文字画像の特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、この特徴量抽出手段で抽出された特徴量と上記認識辞書に記憶された各文字の特徴量とを比較し、認識対象の文字と各文字との類似度を算出する類似度算出手段と、この類似度算出手段で算出された類似度の大きい順に、第1候補文字から第n候補文字(nは自然数)までを順位付けして選択する候補選択手段と、上記文書画像を構成する各文字画像の各第1候補文字を上記表示手段に表示させる表示制御手段と、上記第1候補文字の類似度と第2候補文字の類似度との差が所定値未満の場合に、上記第1候補文字を強調して表示させる手段と、操作者の入力操作に応答して、上記第1候補文字を第2候補文字以下の候補文字に修正する修正手段とを含むことを特徴とする文字認識装置。

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