特許
J-GLOBAL ID:200903050634694938

測距方法及び測距装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-241289
公開番号(公開出願番号):特開平5-079838
出願日: 1991年09月20日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、画像入力部から入力される画像を処理して画像データを得る測距方法に関し、同一光軸上におけるボケ量の異なる2枚の観測画像から単眼で簡単に距離データを算出する。【構成】 入力されたボケ量の異なる2つの観測画像Is,Is′に各々フィルタ(ガボール関数)を施し、周波数空間での特定周波数kごとの各々の出力画像Fs,Fs′を得る(処理S1乃至S4)。出力画像Fs,Fs′とボケ半径sとの関係を表す(6)式、及びボケ半径sとレンズから物体までの距離aとの関係を表す(0)式に基づき、各々の数値を代入して計算することにより(処理S5)、あるいは予め実際の実験的キャリブレーションによって作成しておいた観測量と物体までの距離に関する変換用テーブルを参照して(処理S6)、物体までの距離データを算出する。
請求項(抜粋):
物体の像をレンズを介して撮像面上に形成する画像入力部により前記物体の画像を得て、該画像を処理することで前記物体から前記レンズまでの距離データを得る測距方法において、前記物体に対する前記レンズの位置もしくは前記撮像面の位置あるいはこれら両者の位置を同一光軸上で微小距離Δzだけ異ならせることで前記画像入力部からボケ量の異なる2枚の観測画像IS 、IS ′を入力する画像入力処理(ST1)と、前記入力した2枚の観測画像IS 、IS ′に対し、それぞれ式A、Bで示されるフィルタリングを施して、2枚の出力画像FS 、FS ′を得るフィルタリング処理(ST2)と、【数1】【数2】(k:ある特定周波数、σ:分散)前記2枚の出力画像FS 、FS ′とボケ半径sとの関係を表す式C、及びボケ半径sと前記レンズから物体までの距離aとの関係を表す式Dに基づき、前記フィルタリング処理で得られた2枚の出力画像FS 、FS ′を用いて物体までの距離aを求める距離データ算出処理(ST3)と、【数3】【数4】(Γ:レンズ半径、f:レンズの焦点距離)より成ることを特徴とする測距方法。
IPC (2件):
G01C 3/06 ,  G02B 7/38

前のページに戻る