特許
J-GLOBAL ID:200903050635403767

フッ化炭素の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-542276
公開番号(公開出願番号):特表2002-510662
出願日: 1999年04月01日
公開日(公表日): 2002年04月09日
要約:
【要約】ヘキサフルオロプロピレン、および1,1,1,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロパンを製造するための方法を開示する。この方法は、(a)三価のクロムを含む触媒を含有する第1反応ゾーンに、1,1,2-トリクロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン-1、HF、およびCl2を供給し、少なくとも250°C、ただし約325°C以下、の温度で操作して、C3Cl3F5、C3Cl2F6、CF3CClFCF3、HCl、およびHFを含む反応器流出物を生成することを含む。(a)の反応器流出物を蒸留して、(i)HClを含む低沸点流、(ii)2-クロロ-1,1,1,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロパンとHFとの共沸混合物を含む反応物流、ならびに(iii)C3Cl2F6およびC3Cl3F5を含む高沸点流を生成することができる。反応物流(ii)の2-クロロ-1,1,1,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロパンを、触媒存在下で水素と反応させて、ヘキサフルオロプロピレンおよび1,1,1,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロパンの混合物を生成することができ、一方、高沸点流(iii)のC3Cl2F6およびC3Cl3F5は、三価のクロムを含む触媒を含有する第2反応ゾーンに、HFとともに供給され、少なくとも約375°Cの温度で操作して、CF3CClFCF3およびHFを含む反応生成物を生成することができる。第2反応ゾーンからの反応器生成物は、第1反応ゾーンに再循環させることができる。
請求項(抜粋):
CF2=CFCF3およびCF3CHFCF3の製造方法であって、 (a)三価のクロムを含む触媒を含有する第1反応ゾーンに、CCl2=CClCF3、HF、およびCl2を供給し、少なくとも250°C、ただし約325°C以下、の温度で操作して、C3Cl3F5、C3Cl2F6、CF3CClFCF3、HCl、およびHFを含む反応器流出物を生成する工程と、 (b)(a)の反応器流出物を蒸留して、(i)HClを含む低沸点流、(ii)CF3CClFCF3とHFとの共沸混合物を含む反応物流、ならびに(iii)C3Cl2F6およびC3Cl3F5を含む高沸点流を生成する工程と、 (c)反応物流(ii)のCF3CClFCF3を触媒存在下で水素と反応させて、CF2=CFCF3とCF3CHFCF3とを含む混合物を生成する工程と、 (d)三価のクロムを含む触媒を含有する第2反応ゾーンに、高沸点流(iii)のC3Cl2F6およびC3Cl3F5をHFとともに供給し、少なくとも約375°Cの温度で操作して、CF3CClFCF3およびHFを含む反応生成物を生成する工程と、 (e)(d)の反応生成物を第1反応ゾーンに再循環する工程とを含むことを特徴とする方法。
IPC (6件):
C07C 17/087 ,  C07C 17/21 ,  C07C 17/23 ,  C07C 19/08 ,  C07C 21/18 ,  C07B 61/00 300
FI (6件):
C07C 17/087 ,  C07C 17/21 ,  C07C 17/23 ,  C07C 19/08 ,  C07C 21/18 ,  C07B 61/00 300
Fターム (21件):
4H006AA02 ,  4H006AC13 ,  4H006AC30 ,  4H006AD11 ,  4H006BA14 ,  4H006BA16 ,  4H006BA23 ,  4H006BA30 ,  4H006BA55 ,  4H006BC10 ,  4H006BD31 ,  4H006BD52 ,  4H006BE01 ,  4H006BE20 ,  4H006BE53 ,  4H006EA02 ,  4H006EA03 ,  4H039CA50 ,  4H039CD20 ,  4H039CF10 ,  4H039CG20

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