特許
J-GLOBAL ID:200903050646883485

露光制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-006569
公開番号(公開出願番号):特開平10-206925
出願日: 1997年01月17日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】回動自在に支持された先幕と後幕とを揺動スライダクランク機構を利用して走行させる露光制御装置において、シャッター駆動の加速領域を広くし、定速駆動領域を高速に設定可能にする。【解決手段】先幕部材12及び後幕部材14の長穴12D、14Dにアーム部材20、22のピン42、44を遊挿し、モータ16、18の回転力を両幕部材12、14の揺動運動に変換するシャッター機構を構成する。そして、シャッターセット時に、前記先幕部材12及び後幕部材14を最大揺動位置よりも小さい揺動角の先幕待機位置、後幕待機位置にそれぞれ位置させ、シャッター動作開始時に、各幕部材を最大揺動位置を経由する往復揺動させる。この往復揺動の間にモータ16、18を加速駆動制御する。また、各幕部材の制動時、他方の最大揺動位置を経由する往復揺動の間に減速駆動制御する。
請求項(抜粋):
共通の回転中心に回動自在に支持された先幕部材及び後幕部材をそれぞれ第1、第2のモータにより回転駆動される第1、第2のクランク部材とすべり連結し、揺動スライダクランク機構によって前記先幕部材及び後幕部材を揺動走行させ、露光開口の開閉を行うフォーカルプレン方式の露光制御装置において、前記先幕部材の揺動範囲における基準位置を検出する先幕基準位置検出手段と、前記後幕部材の揺動範囲における基準位置を検出する後幕基準位置検出手段と、前記先幕基準位置検出手段、及び前記後幕基準位置検出手段からの検出信号及びシャッター動作を指令するレリーズ信号入力に基づいて前記第1、第2のモータを駆動制御する制御手段であって、前記先幕部材が前記露光開口を完全に遮光する揺動範囲を先幕遮光範囲、前記後幕部材が前記露光開口を完全に開口する揺動範囲を後幕開口範囲とすると、前記先幕部材を前記先幕遮光範囲のうち最大揺動位置を示す第1の揺動折返位置よりも小さい揺動角の先幕待機位置に位置させるとともに、前記後幕部材を前記後幕開口範囲のうち最大揺動位置を示す第2の揺動折返位置よりも小さい揺動角の後幕待機位置に位置させるように前記第1、第2のモータを駆動制御するとともに、シャッター動作時、前記先幕部材が前記先幕待機位置から前記第1の揺動折返位置を経由する前記先幕遮光範囲内の往復揺動動作中に前記第1のモータを加速駆動制御し、前記後幕部材が前記後幕待機位置から前記第2の折返位置を経由する前記後幕開口範囲の往復揺動動作中に前記第2のモータを加速駆動制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする露光制御装置。
IPC (2件):
G03B 9/10 ,  G03B 9/36
FI (2件):
G03B 9/10 D ,  G03B 9/36 E

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