特許
J-GLOBAL ID:200903050647575121
高靭性熱間鍛造用非調質棒鋼の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岸田 正行 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-083748
公開番号(公開出願番号):特開平10-277705
出願日: 1997年04月02日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 安定して高い靭性が得られる熱間鍛造用非調質鋼の製造方法を提供する。【解決手段】 化学成分を特定の範囲内に制限し、その成分を有する溶鋼を鋳造する際に、凝固後の冷却速度を大きくとると共に、鋳片を加熱炉へ装入する際の鋳片の温度条件および加熱条件を特定の範囲に制御し、その後分塊圧延して鋼片を製造する。さらに、鋼片を加熱炉に装入する前に鋳片表層部を一旦Ar1点温度以下に冷却してから、加熱炉へ装入することや、鋼片の加熱条件を特定の範囲に制御して非調質棒鋼を圧延したりすることを上記方法に組合わせて非調質鋼を製造する。
請求項(抜粋):
(1)式で示されるCeq.が0.70から1.30の範囲でC:0.20〜0.60%、Si:0.10〜1.5%Mn:0.60〜2.00%Cr:0.10〜1.0%V:0.03〜0.35%Ti:0.01〜0.07%N:0.0030〜0.0200%Al:0.005〜0.050%を含み、残りは実質的に不可避の不純物とFeよりなる鋼を転炉あるいは電気炉を用いて溶製し、さらに連続鋳造法で鋳造するに際し、固相線温度〜1000°Cの温度範囲を15°C/min以上の冷却速度となるよう鋳造、冷却し、その後、鋳片表面温度を900°C以下に冷却し、且つ、500°C以下の温度に20min以上冷却することなく、熱片のまま加熱炉へ装入し、その際、該鋳片を加熱温度(T1)および加熱炉在炉時間(t1)が(2)式を満足するよう加熱した後、分塊圧延にて1パス当たり10〜35%の減面率で、2〜6パスの圧下を加えて、鋼片に成形し、さらに該鋼片を棒鋼圧延することを特徴とする高靭性熱間鍛造用非調質棒鋼の製造方法。 Ceq.(%)=C%+1/7×Si%+1/5×Mn%+1/9×Cr% +1.54×V% (1) 加熱炉在炉時間:t1(min)≦(1181-T1)/0.77 (2)ここで T1:加熱温度(°C) 但し、900≦T1≦1181(°C)
IPC (6件):
B22D 11/00
, B22D 11/12
, B22D 11/22
, C21D 8/06
, C22C 38/00 301
, C22C 38/28
FI (7件):
B22D 11/00 A
, B22D 11/12 A
, B22D 11/12 D
, B22D 11/22 B
, C21D 8/06 A
, C22C 38/00 301 Y
, C22C 38/28
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