特許
J-GLOBAL ID:200903050649310699

復調器オフセット除去回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-066055
公開番号(公開出願番号):特開平6-261088
出願日: 1993年03月02日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 フレーム同期シンボルやパイロットシンボル等,データ信号以外のシンボルを伝送する通信システムにおいても,受信機の復調器出力で発生するオフセット成分を正確に検出し除去できるオフセット除去回路を提供する。【構成】 フレーム同期シンボルやパイロットシンボル等の特定シンボルの検出回路及びタイミング再生回路の出力信号を用いて,データシンボルの識別タイミング時のみ復調出力のオフセット成分を検出する手段を設けて,データ信号以外に定期的にフレーム同期シンボルやパイロットシンボル等の特定シンボルを伝送させる通信システムにも適用可能とした復調器オフセット除去回路。
請求項(抜粋):
受信した被変調波信号を検波する検波手段と,該検波手段の出力信号におけるオフセット成分を検出する検出手段と,前記検波手段の出力に接続され該検波出力信号に対して前記検出手段で検出したオフセット成分を除去する補正手段と,該補正手段の出力に接続されデータ識別タイミングを再生するタイミング再生手段と,該タイミング再生手段から与えられるタイミングで前記補正手段の出力信号を識別するデータ識別手段とから成る復調器オフセット除去回路において,前記データ識別手段の出力に接続されデータシンボル列間に定期的に挿入される特定シンボルを検出するための検出手段を備え,前記補正手段は,前記特定シンボルを検出するための検出手段及び前記タイミング再生手段の出力信号によって制御され前記検波信号のうちデータシンボルの識別タイミングにおける信号を選択してオフセット成分を検出する手段を備えたことを特徴とする復調器オフセット除去回路。

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