特許
J-GLOBAL ID:200903050650229811

フィルタ機能を有する信号レベル検出方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 碓氷 裕彦 ,  加藤 大登 ,  伊藤 高順
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-239035
公開番号(公開出願番号):特開2005-020774
出願日: 2004年08月19日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】 アナログ入力信号から高周波ノイズ成分を除去し、その信号レベルを精度よく検出し得る信号レベル検出方法及び装置を提供する。【解決手段】 信号レベル検出装置は、遅延パルスPinを順次遅延して伝送する複数の遅延ユニット(ゲート回路)2からなるパルス遅延回路10と、クロックCKに同期してパルス遅延回路10内での遅延パルスPinの到達位置を検出し、その位置を表すデジタルデータDTを発生するエンコーダ20とから構成され、アナログ入力信号Vinは各遅延ユニット2に駆動電圧として印加される。この結果、アナログ入力信号Vinに重畳された高周波ノイズ成分は、クロックCKの一周期内に遅延パルスPinが複数の遅延ユニット2を通過することにより相殺される。つまり、この装置は、高周波ノイズ成分を除去するフィルタ機能を有し、その出力は、フィルタ処理後の真の信号レベルを表すデータとなる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
アナログ入力信号から高周波ノイズ成分を除去するフィルタ機能を有し、ノイズ除去後の真の入力信号レベルを検出する信号レベル検出方法であって、 ゲート回路からなる遅延ユニットを複数段縦続接続してなるパルス遅延回路に対して、前記アナログ入力信号を、前記各遅延ユニットの遅延時間を制御する信号として入力すると共に、前記パルス遅延回路にパルス信号を入力して、該パルス信号を前記各遅延ユニットの遅延時間にて順次遅延しながら伝送させ、 設定時間毎にクロックが入力される度に、前記パルス遅延回路内でのパルス信号到達位置を検出し、このクロック入力時に検出されたパルス信号の到達位置と、前回のクロック入力時に検出されたパルス信号の到達位置との差を求めることにより、前記設定時間当たりに前記パルス遅延回路内でパルス信号が通過した遅延ユニットの段数を前記信号レベルを表す信号として検知することを特徴とするフィルタ機能を有する信号レベル検出方法。
IPC (2件):
H03M1/08 ,  H03K5/05
FI (2件):
H03M1/08 A ,  H03K5/05
Fターム (12件):
5J001AA05 ,  5J001BB12 ,  5J001DD06 ,  5J022AA12 ,  5J022AC02 ,  5J022BA02 ,  5J022CA07 ,  5J022CD03 ,  5J022CE02 ,  5J022CE04 ,  5J022CE05 ,  5J022CF02

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