特許
J-GLOBAL ID:200903050655994982
自動電圧調整装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-173948
公開番号(公開出願番号):特開平11-024763
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】変圧器2次電圧が設備の運転に伴って急激に変動した場合でも安定したLRTのタップ切換制御を可能とした自動電圧調整装置を提供すること。【解決手段】LRTを用いて系統電圧を調整する自動電圧調整装置において、LRTのタップ電圧を予め設定するタップ電圧設定手段と、タップ位置に見合うタップ電圧を選出するタップ電圧選出手段と、LRTの一次側電圧と選出されたタップ電圧との差電圧ΔVを求める減算手段と、このΔVと予め設定した不感帯設定値V1 とを比較し,ΔV>V1 であれば,この差電圧ΔV2 を積分し、このΣΔV2 が予め設定した動作値を超過すると現状のタップ位置からのタップ切換指令を与えるタップ切換指令手段とを備えているので、負荷設備の運転に付随してLRTのタップ切換が行われることなく、安定したLRTのタップ切換が可能となり、LRTのタップ切換頻度も減少するのでAVRの信頼性が確保できる。
請求項(抜粋):
複数のタップを設けた一次巻線を有する負荷時タップ切換変圧器を用いて系統電圧を調整する自動電圧調整装置において、前記負荷時タップ切換装置のタップ切換機構と連動するダイヤルスイッチのタップ位置とそのタップ位置における当該負荷時タップ切換変圧器のタップ電圧を各タップ毎に予め設定するタップ電圧設定手段と、前記タップ位置を読み込み,そのタップ位置に見合うタップ電圧を選出するタップ電圧選出手段と、系統に接続された計器用変圧器を介して入力された前記負荷時タップ切換変圧器の一次側電圧と選出された前記タップ電圧との差電圧ΔVを求める減算手段と、この差電圧ΔVと予め設定した不感帯設定値V1 とを比較し,ΔV>V1 であれば,この差電圧ΔV2 を積分し、この積分値ΣΔV2 が予め設定した動作値を超過すると前記負荷時タップ切換装置に現状のタップ位置からのタップ切換指令を与えるタップ切換指令手段とを備えたことを特徴とする自動電圧調整装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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