特許
J-GLOBAL ID:200903050657102744

生ごみの無臭分解処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-258201
公開番号(公開出願番号):特開平5-096262
出願日: 1991年10月05日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、生ごみを無臭かつ衛生的に、且つ効率良く分解処理することができる生ごみの無臭分解処理装置を提供することを目的とする。【構成】 ごみ投入口から生ごみを投入し、生ごみ投入口蓋13を閉めると、自動発停センサー16が働いて、圧入翼駆動機20・攪拌翼駆動機33が自動的に稼働し、数秒経過して、公転駆動機4が稼働する。そして、生ごみは圧入翼15の回転により生ごみ処理槽本体6側に圧入され、内側攪拌翼11及び外側攪拌翼9の公転及び自転により生ごみ分解媒体剤39とともに、効率良く攪拌され、分解処理される。一方、空気供給管40、空気取入口42、溝22aから強制吸気され、生ごみの分解処理が活性化し、投入口からの臭気も皆無となるとともに、水分の多い生ごみは兼用の非常排水口42から排水される。
請求項(抜粋):
内部に木粉を高温処理した生ごみ分解媒体剤(39)を装填した生ごみ処理槽本体(6)と、その生ごみ処理槽本体(6)の上部に設けられ、内部が天板(5)により仕切られている天蓋(3)と、生ごみ処理槽本体(6)と天蓋(3)との内壁に接着された断熱材(2)(7)と、天板(5)の上部に設けられた攪拌翼駆動機(33)及び公転駆動機(4)と、その攪拌翼駆動機(33)の天板(5)より下部の軸に固着された駆動機軸付攪拌翼駆動歯車(37)と、歯車ケース(36)の内部に設けられ、駆動機軸付攪拌翼駆動歯車(37)に対して順次噛合されている内側攪拌翼歯車(38)、中間伝達歯車(27)、外側攪拌翼歯車(25)と、歯車ケース(36)内の内側攪拌翼歯車(38)に固着され、歯車ケース(36)を貫通して生ごみ処理槽本体(6)の下部に設けられた攪拌翼軸受腕(47)に回転自在に支持されるとともに、螺旋状の内側攪拌翼(11)が装着されている内側攪拌軸(10)と、歯車ケース(36)内の外側攪拌翼歯車(25)に固着され、歯車ケース(36)を貫通して生ごみ処理槽本体(6)の下部に設けられた攪拌翼軸受腕(47)に回転自在に支持されるとともに、螺旋状の外側攪拌翼(9)が装着されている外側攪拌軸(8)と、生ごみ処理槽本体(6)の底板(44)の中央で支持され、その上端が歯車ケース(36)の下部に固着されている中央軸(41)と、歯車ケース(36)の中央上面に固着され、その中心を隙間をもって攪拌翼駆動機(33)の軸が貫通している歯車ケース付公転駆動輪(30)と、歯車ケース付公転駆動輪(30)のボス上端を回転自在に支持し、天板(5)に設けられた中央軸維持ベアリング(29)と、公転駆動機(4)の天板(5)より下部の軸に固着された公転駆動輪(26)と、公転駆動輪(26)及び歯車ケース付公転駆動輪(30)とに連結されている公転駆動ベルト(28)と、台枠(23)上に固着された底板(44)と隙間をもって設置されいくつかの貫通穴をもち網が装着された網付座板(43)と、底板(44)と網付座板(43)の間の空間部の端部に設けられた空気取入口兼非常排水口(42)と、底板(44)の下面外部に装着された底板断熱材(45)と、生ごみ処理槽本体(6)の下部側胴部に設けられた生ごみ圧入器本体(22)と、生ごみ圧入器本体(22)の投入蓋蝶番(12)に開閉自在に設けられた生ごみ投入口蓋(13)と、生ごみ圧入器本体(22)に設けられ、生ごみ投入蓋(13)の開閉状態を感知する自動発停センサー(16)と、生ごみ投入口蓋(13)と生ごみ圧入器本体(22)との隙間に通気性をもたせるために設けられた溝(22a)と、生ごみ処理槽本体(6)と生ごみ圧入器本体(22)の底部に設置された台枠(23)上に設けられた圧入翼(15)の駆動機(20)と、圧入翼駆動機(20)の軸(17)に固着された圧入翼駆動歯車(21)と、圧入筒壁(18)を貫通した圧入翼軸(17)の外端に固着され圧入翼駆動歯車(21)に噛合された圧入翼歯車(19)と、一端は圧入筒壁(18)で閉鎖され、他端は生ごみ処理本体(6)、断熱材(7)を貫通して固着され、台枠(23)を基準として生ごみ処理槽本体(6)側よりもやや高い水平度位置に設置された圧入筒(14)と、天板(5)上に設置された空気供給器(24)と、断熱材(7)内に埋没されるとともに空気供給器(24)に接続され、生ごみ処理槽本体(6)内に空気を供給する空気供給管(40)と、天板(5)上に設けられ生ごみ処理槽本体(6)の中の空気が吸気される吸気用天板開口部(49)と、吸気用天板開口部(49)から吸気される空気をガス分解剤筐(35)・導気管を経由して外部に排出させる空気排出口(31)と、生ごみ処理槽本体(6)側面上部に設けられた透明部を有するのぞき窓扉(32)と、網付座板(43)と中央軸(41)との隙間を埋めるための分解媒体剤落下防止用シール(46)と、を備えたことを特徴とする生ごみの無臭分解処理装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭53-107164

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