特許
J-GLOBAL ID:200903050672306445

ガスケット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩木 謙二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-160462
公開番号(公開出願番号):特開平9-324859
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【目的】 高圧がかかる又はハウジングと該ハウジングに対設される蓋体との間隙のバラツキが大きい部位においてもガスケットの前記の間隙へのはみ出しもなく、しかも耐圧性のあるガスケットを得ること。【構成】 大径の円筒部と該大径の円筒部の上方に縮径する方向の段部を介して形成された小径の円筒部とからなる金属製補強環の外周にゴ厶等の弾性体を焼着して円筒状ガスケットを構成し、前記大径の円筒部の外周に焼着されたゴム等の弾性体の略中間部に半円状の環状突出部を設け、前記の大径の円筒部をハウジングのシール溝に嵌着し、外周にゴム等の弾性体を焼着した小径の円筒部を蓋体の内周壁に嵌着するようにしたガスケット。【効果】 蓋体とハウジングとの間隙は金属製補強環を備えたのガスケットによって径方向より覆われ、しかも前記のガスケットを構成するゴム等の弾性部は金属製補強環によって補強されているので、内方よりの高圧は前記の補強環によって支えられゴム等には何らの影響を及ぼすことはない。
請求項(抜粋):
【請求項1 】 ハウジングと該ハウジングに対設される蓋体との間隙を密封するガスケットであって、該ガスケットは大径の円筒部と該大径の円筒部の上方に設けられた縮径方向の段部を介して形成された小径の円筒部とからなる金属製補強環を具備し、該金属製補強環の外周にゴム等の弾性体を焼着し、前記金属製補強環の大径の円筒部に焼着の前記弾性体の中間部に半円状の環状突出部を形成し、該突出部を前記ハウジングに形成したシール溝の内周壁に所定の締代で嵌着せしめるように前記の金属製補強環の大径の円筒部の径を設定するとともに、前記金属製補強環の小径の円筒部は、該小径の円筒部の外周に焼着されるゴム等の弾性体が前記蓋体の内周壁に嵌着可能な径に形成されていることを特徴とするガスケット。【請求項2 】 ハウジングと該ハウジングに対設される蓋体との間隙を密封するガスケットであって、該ガスケットは大径の円筒部と該大径の円筒部の上方に設けられた縮径方向の段部を介して形成された小径の円筒部とからなる金属製補強環を具備し、該金属製補強環の外周にゴム等の弾性体を焼着し、前記金属製補強環の大径の円筒部に焼着の前記弾性体の下端部にリップを形成し、該リップを前記ハウジングに形成したシール溝の内周壁に所定の締代で嵌着せしめるように前記の金属製補強環の大径の円筒部の径を設定するとともに、前記金属製補強環の小径の円筒部は、該小径の円筒部の外周に焼着されるゴム等の弾性体が前記蓋体の内周壁に嵌着可能な径に形成されていることを特徴とするガスケット。
IPC (2件):
F16J 15/12 ,  F16J 12/00
FI (2件):
F16J 15/12 A ,  F16J 12/00 D
引用特許:
審査官引用 (1件)

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