特許
J-GLOBAL ID:200903050674424046
蓄圧式燃料噴射装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-260186
公開番号(公開出願番号):特開平6-108946
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 コモンレール内での圧力波の伝播を低減する。【構成】 コモンレール16に形成した移動室22にオリフィス部材26が内挿されており、このオリフィス部材26はコイルスプリング30a、30bにより挟持されると共に、移動室22の中間に保持される。第1インジェクタ20aの噴射で第1分割室34aの圧力PAが低下し、第2分割室34bと圧力差が生じても、該圧力差にてオリフィス部材26が中立位置から第1分割室34a側へ移動する。このため圧力差は瞬時に解消され、両分割室34a、34bの圧力差に起因する噴射量の制御性の低下は防止される。 第1インジェクタ20aの閉弁に伴う油撃作用により発生した圧力波の振動は、コイルスプリング30a、30bの緩衝作用で吸収され、オリフィス孔28通過の際に減衰されるので、第2分割室34bへは殆ど伝達されない。
請求項(抜粋):
コモンレールを備えた蓄圧式燃料噴射装置において、所定の移動域内で前記コモンレールの軸方向に沿って移動可能に前記コモンレール内に配置された可動隔壁と、前記可動隔壁を前記移動域の端縁から遠ざける方向に付勢する付勢手段と、前記可動隔壁にて分割されて形成される前記コモンレールの複数の分割室を連通する連通路と、前記各分割室に連結されたインジェクタとを設けたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (2件):
F02M 55/02 310
, F02M 47/00
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