特許
J-GLOBAL ID:200903050676293623
トリガー式液体噴出器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-303793
公開番号(公開出願番号):特開平10-128180
出願日: 1996年10月28日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 ノズル部に吐出弁を形成し、この吐出弁から加圧液体を吐出出来るようにすることで、十分な量の液体を噴出可能とし、かつ噴出前後の液切れを良くし、液だれを防止する。【解決手段】 液体射出筒15の前端部にノズル嵌合筒21を、かつ該筒前部にノズル41を、それぞれ嵌着させ、ノズル嵌合筒21のシリンダ26とノズル内筒部44との間に、シリンダ内へ嵌合させた筒状ピストン62から前面閉塞筒63を前方突出して、前方筒部を上記内筒部の大内径部内へ嵌合させた弁体61を設け、該弁体を前方付勢させてノズル前端部46外周を弁座45へ圧接させて吐出弁71を形成し、トリガー引寄せによるノズル嵌合筒21内の高圧化で、弁体61が付勢に抗し後退して吐出弁71が開放可能にした。
請求項(抜粋):
液体射出筒15の前端部にノズル嵌合筒21を、かつ該筒前部にノズル41を、それぞれ嵌着させたトリガー式液体噴出器において、上記ノズル嵌合筒21は、基板22から後方突設した連結筒部23を上記射出筒15の前端部外面へ水密に嵌着させると共に、該連結筒部に対し偏心させて基板22前面から連結筒部23よりも大外径の嵌合筒部24を、又該嵌合筒部との間に小間隙25をおいて嵌合筒部24よりも小径かつ短小のシリンダ26をそれぞれ前方突設し、上記嵌合筒部24とシリンダ26との間の基板部分一部に上記小間隙25と射出筒15とを連通する液体流出孔27を、又他の基板一部に、シリンダ内から連結筒部23の外方部分へ開孔する空気出入孔28を、それぞれ穿設して形成し、又ノズル41は、前壁42から嵌着筒43を、かつ前壁中央部からシリンダ26よりも小内径の内筒部44を、それぞれ後方突出して、嵌着筒43は嵌合筒部24へ水密に嵌合させると共に、内筒部44は後向き段状の弁座45を介して前端部46よりも後方部分47を大内径とし、かつ該内筒部44が囲む前壁部分にノズル孔48を穿設して形成し、更に上記シリンダ26と内筒部44との間には、シリンダ内へ嵌合させた筒状ピストン62から前面閉塞筒63を前方突出して、前方筒部を上記内筒部の大内径部内へ嵌合させた弁体61を設け、該弁体を前方付勢させて前面閉塞筒63前端外周を上記弁座45へ圧接させて吐出弁71を形成し、トリガー引寄せによるノズル嵌合筒21とノズル41とが形成する弁室内の高圧化で、弁体61が付勢に抗し後退して吐出弁71が開放可能に形成したことを特徴とするトリガー式液体噴出器。
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