特許
J-GLOBAL ID:200903050682672539

車椅子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  鳥居 和久 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-077155
公開番号(公開出願番号):特開2008-229254
出願日: 2007年03月23日
公開日(公表日): 2008年10月02日
要約:
【課題】段差への乗り上げを容易にするとともに、グレーチング上を安定した状態で走行できるようにする。【解決手段】車椅子の左右のフレーム1、1に設けた取付け軸5に、前輪キャスタ7を段差dに乗り上げさせるためのソリ状部材8を方向転換不能(不動)に設けた。このソリ状部材は、回転しないので、斜め方向からの段差への乗り上げが容易である。グレーチング上を走行する際、前輪キャスタがそのグレーチングの起伏上面において小刻みに左右に動いても、不動のソリ状部材がグレーチング上面に当接して車椅子の小刻みな左右への動きを抑制して、安定した走行を確保する。段差にソリ状部材が当接した際、コイルばね6が縮んでこの当接による衝撃を吸収して、乗り心地が良好となる。片側のソリ状部材のみ段差に乗り上げた場合、その片側のコイルばねが大きく縮み、この車椅子が大きく傾くことはない。【選択図】図1
請求項(抜粋):
左右のフレーム(1、1)の間に設けられた着座部(2)及び背もたれ部(3)と、上記左右のフレーム(1、1)の各々に設けられた主輪(4、4)及び前輪キャスタ(7、7)とからなる車椅子において、 上記前輪キャスタ(7)を設けたフレーム(1)に、前後方向に長く、その下面(8a)が上方に反ったソリ状部材(8)を上記両前輪キャスタ(7、7)の横に並べてそれぞれ設け、上記前輪キャスタ(7)はその転動方向が前後左右の全周囲に転換して走行方向転換可能であると共に、上記ソリ状部材(8)は、前輪キャスタ(7)とは異なり上記走行方向転換不能とされて、この車椅子が路面上の段差(d)に臨んだ際、上記前輪キャスタ(7)より先にその段差(d)に上記ソリ状部材(8)の下面(8a)が接して上記車椅子がスムーズに乗り上がるようになっていることを特徴とする車椅子。
IPC (2件):
A61G 1/02 ,  A61G 5/02
FI (2件):
A61G1/02 502 ,  A61G5/02 513

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