特許
J-GLOBAL ID:200903050689569202

摩擦抵抗低減船

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-101067
公開番号(公開出願番号):特開2001-278176
出願日: 2000年04月03日
公開日(公表日): 2001年10月10日
要約:
【要約】【課題】 摩擦抵抗を効率良く低減するとともに、船体の建造コストを抑えることができる摩擦抵抗低減船を提供する。【解決手段】 摩擦抵抗低減船Mは、没水表面12に気泡42を放出するための気泡発生装置11を備えており、この気泡発生装置11は、船体10から水中に向かって突出するように形成された前段部22及び後段部23と、気体空間ARと連通した排出口31とを備えている。船体10に対して作用する流れ40によって排出口31近傍には負圧箇所41が生成されるので、気体空間ARの気体は負圧箇所41に導かれる。このとき、前段側先端部22aによって水の剥離領域Hが生成されるため、排出口31から排出された気泡42の径は細かくなる。
請求項(抜粋):
船体の没水表面に気泡を放出する気泡発生装置を備えた摩擦抵抗低減船において、前記気泡発生装置は、前記船体から水中に向かって突出するように形成され、該船体に対する相対的な水の流れにより気体空間に対して低圧となる負圧箇所を水中に生成する負圧生成部と、前記気体空間と前記負圧生成部とを連通し、前記気体空間から水中の負圧箇所に気体を導くための流体流路と、前記負圧生成部に設けられ、前記流体流路により導かれた気体を前記水中に排出する排出口と、前記排出口近傍に設けられ、前記船体に対して相対的に流れる水の剥離領域を生成する剥離生成部とを備えることを特徴とする摩擦抵抗低減船。

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