特許

J-GLOBAL ID：200903050692716470

オルダム継手

発明者： 今瀬 憲司 ,  白川 十四男
出願人/特許権者： 加茂精工株式会社
代理人 (1件)： 石黒 健二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-226788
公開番号（公開出願番号）：特開平6-074241
出願日： 1992年08月26日
公開日（公表日）： 1994年03月15日
要約：

【要約】【目的】 クリアランスの補正が可能でバックラッシュを低減でき、これにより正確な回転の伝動ができると共にエネルギー損失の小さなオルダム継手の提供。【構成】 原動軸1と一体に回転する継手本体10の継手面11に、回転方向に面した径方向の作用面13Aを2または4個設け、従動軸2と一体に回転する継手本体20の継手面21に、回転方向に背向した径方向の被作用面23Aを前記作用面と同数形成し、前記作用面と前記被作用面とを回転変位して配し、前記継手面間に、作用面13Aおよび被作用面23Aに摺接する被作用面5Aおよび作用面5Bを有するフローティングカム3を配した構成において、フローティングカム3は、継手面の軸心部に配される駒4と、前記被作用面および前記作用面を有し前記継手面の周辺部に配される2または4個のセグメント5と、各セグメントを駒方向に変位可能に締結する締結手段6とからなる。

請求項（抜粋）：

原動軸と一体に回転する継手本体の継手面に、回転方向に面した径方向の作用面を2または4個設け、従動軸と一体に回転する継手本体の継手面に、回転方向に背向した径方向の被作用面を前記作用面と同数形成し、前記作用面と前記被作用面とを回転変位して配し、前記継手面の間に、前記作用面および前記被作用面に摺接する被作用面および作用面を有するフローティングカムを配し、前記フローティングカムを、前記継手面の軸心部に配される駒と、前記被作用面および前記作用面を有し前記継手面の周辺部に配される2または4個のセグメントと、各セグメントを駒方向に変位可能に締結する締結手段とで構成したことを特徴とするオルダム継手。