特許
J-GLOBAL ID:200903050697944314

移動式炭化炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光田 敦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-021218
公開番号(公開出願番号):特開2001-207172
出願日: 2000年01月31日
公開日(公表日): 2001年07月31日
要約:
【要約】【課題】 間伐材の伐採現場や家屋解体現場において移動可能であり、これらの現場で発生する間伐採材や廃棄木材を、有害煙を排出することなく炭化処理する。【解決手段】 ゴムクローラ5で移動可能なシャーシフレーム2上に、水ジャケット槽21、炉本体22、サイクロン燃焼器23及びスクリューコンベア25とから構成される炭化炉14が搭載されている。
請求項(抜粋):
シャーシフレームに取り付けられた左右の前輪及び後輪間に張設されたゴムクローラと、上記シャーシフレームの前部にエンジンマウントを介して取り付けられたエンジンと、上記シャーシフレームに搭載された、水ジャケット槽、炉本体、サイクロン燃焼器、燃焼バーナ及びスクリューコンベアを有する炭化炉と、を備えた移動式炭化炉であって、上記水ジャケット槽は、炉本体の全体、及び上記スクリューコンベアを内装するスクリューコンベア筒の取出し部を除く全てを、収納して冷却する構成であり、上記炉本体は、その底部は上記スクリューコンベア筒に連通しており、頂壁には尾根状に膨出し後方に向かって上方に傾斜して成る煙道が形成されており、上記煙道の出口はサイクロン燃焼器の入口に連通路を介して連通しており、該連通路には、高温火炎ガス流供給管の先端が開口しており、上記燃焼バーナは上記高温火炎ガス流供給管の基端に配設され、上記高温火炎火炎ガス流を発生し、これを上記高温火炎ガス流供給管を通して上記連通路に噴出させて、上記煙道の出口から排出される煙とともにサイクロン燃焼器内に渦巻き状に流入するように構成されており、上記サイクロン燃焼器は、全体的に円錐状に形成され、その頂壁に煙突の基端部が取り付けられており、その底部はスクリューコンベア筒に連通しており、上記高温火炎ガス流で上記煙内の未燃物質をさらに燃焼させながら渦巻き状に下方に流動させ、ガスと細かい固形物を分離し、上記分離されたガスは上記煙突から排出させ、上記分離された細かい固形物はスクリューコンベア筒内に落下させるように構成しており、上記スクリューコンベアの取出し部には注水器及び取出し口が配設されており、炭化炉本体及びサイクロン燃焼器から発生した燃焼炭化物が上記注水器によって注水され消火されてから、取出し口から取り出されようにして成る構成であることを特徴とする移動式炭化炉。
Fターム (2件):
4H012JA04 ,  4H012JA12

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