特許
J-GLOBAL ID:200903050703686381

注射針または吸引針用保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-219874
公開番号(公開出願番号):特開2001-054572
出願日: 2000年06月15日
公開日(公表日): 2001年02月27日
要約:
【要約】【課題】 注射針または吸引針を使用したことを明確に示し且つ確実に再使用を防ぐ保護装置を提供すること。【解決手段】 保護装置22は、注射器10と流体連通するアダプタ24の上をバレル44が入れ子式に摺動可能で、注射針18Aがアダプタ24に取付けられ、バレル44の反対端の孔から突出する。アダプタ24とバレル44の間にばね66が介在し、それらを完全に延伸した位置へ押広げるが、使用の準備ができた段階では、アダプタ上のプラグ40がこのバレルのスロット50の切欠き52と係合して針がバレルから僅かに出る状態にラッチする。針を刺通するためにバレルの先端を患者に当て、更に深く挿入するために注射器を押すとこのラッチが自動的に外れる。針を患者から引抜くと、針が完全にバレル44内に引込んで、プラグ40が切欠き54と係合し、永久に錠止する。針がバレルから出ていないことは、使用済であることを示す。
請求項(抜粋):
針用保護装置(22)であって:アダプタスリーブ(24);前記アダプタスリーブ(24)内で液体を流れさす内部流路(28)を有する管状突起物(27、26)に取付けた中空針(18A);前記アダプタスリーブ(24)上を軸線方向に相対的に摺動可能であるように前記アダプタスリーブ(24)に入れ子式に絡み合うバレル品(44)であって、該バレル品(44)と該アダプタスリーブ(24)の完全に引込んだ相対位置から完全に伸びた相対位置まで動き得て、前記針(18A)が前記完全に引込んだ位置で前記バレル品(44)から最大程度まで突出し、および前記完全に伸びた位置ですっかり囲い込まれる前記バレル品;前記アダプタスリーブ(24)と前記バレル品(44)の間に介在し、該アダプタスリーブ(24)と該バレル品(44)を前記完全に伸びた位置へ動かそうとするばね(66);前記バレル品(44)および前記アダプタスリーブ(24)が坦持し、前記針(18A)を前記バレル品(44)の前記アダプタスリーブ(24)と反対側の端部から部分的に突出させて、前記バレル品(44)および前記アダプタスリーブ(24)を一緒に中間位置にラッチする、嵌合いラッチ機構(40、52);並びに前記完全に伸びた位置へ動くと自動的に絡み合い、前記引込んだ位置の方への相対軸線方向運動を確実に阻止する、前記バレル品(44)および前記アダプタスリーブ(24)上の嵌合い錠止機構(40、54)を含む保護装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-139564
  • 特表平4-501672

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