特許
J-GLOBAL ID:200903050708425926
蛍光観察内視鏡システム及び蛍光観察内視鏡用光源装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
金井 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-324326
公開番号(公開出願番号):特開2005-087450
出願日: 2003年09月17日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
【課題】受光する参照光の反射光及び自家蛍光の光量を最適化することができる蛍光観察内視鏡システムを、提供する。【解決手段】第1光路上には、励起光成分を断続的に通過させる第1ロータリーシャッタ,及び、第1絞り機構が配置されている。第2光路上には、励起光成分が通過していない時間に白色光及び参照光を連続的に通過させる第2ロータリーシャッタ,及び、第2絞り機構が配置される。第1光路及び第2光路は、第1ビームスプリッタによって合成される。これら光が照射された被検体の像は、撮像素子20によって撮像される。通常観察モード下では、撮像素子20から出力された映像信号は、そのままビデオ信号に変換される。第1絞り機構は、励起光照射時に撮像素子から出力された映像信号の輝度値に基づいて調整され、第2絞り機構は、参照光照射時に撮像素子から出力された参照光映像信号の輝度に基づいて調整される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内視鏡と光源装置とからなる蛍光観察内視鏡システムであって、
前記内視鏡は、
基端面から入射された光を先端面から被検体に向けて照射するライトガイドと、
前記被検体からの光を収束して当該被検体の像を結像する対物光学系と、
この対物光学系によって結像された像を撮像して映像信号を出力する撮像装置とを備え、
前記光源装置は、
生体組織を励起させて蛍光を発光させ得る波長帯域の励起光を含む光を光源から案内する第1の光路と可視光を含む光を光源から案内する第2の光路とを、1本の光路に合成する合成光学素子と、
前記第1の光路上において前記励起光のみを断続的に通過させる第1のシャッターと、
前記第2の光路上において前記可視光のみを、前記第1のシャッターが前記励起光を遮断している時期にのみ通過させる第2のシャッターと、
前記第1の光路上において通過する光の光量を調整する第1の絞り機構と、
前記第2の光路上において通過する光の光量を調整する第2の絞り機構と、
前記合成光学素子によって合成された光路上を案内されてきた光を前記ライトガイドの基端面に向けて集光する集光光学系と、
前記撮像装置から出力された映像信号を受信する受信部と、
前記励起光が前記ライトガイドの基端面に入射されている時に前記受信部によって受信された映像信号の輝度値と前記可視光が前記ライトガイドの基端面に入射されている時に前記受信部によって受信された映像信号の輝度値とを画素毎に比較し、両者の比率が所定値を越えている画素を特定し、当該特定された画素を示すビデオ信号を出力する画像処理部と、
前記励起光が前記ライトガイドの基端面に入射されている時に前記受信部によって受信された映像信号の輝度値に基づいて前記第1の絞り機構を制御するとともに、前記可視光が前記ライトガイドの基端面に入射されている時に前記受信部によって受信された映像信号の輝度値に基づいて前記第2の絞り機構を制御する制御部と
を備えたことを特徴とする蛍光内視鏡システム。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
2H040BA09
, 2H040CA09
, 2H040GA02
, 4C061GG01
, 4C061LL01
, 4C061MM02
, 4C061NN01
, 4C061QQ02
, 4C061QQ04
, 4C061RR02
, 4C061RR15
, 4C061RR22
, 4C061TT01
引用特許:
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