特許
J-GLOBAL ID:200903050708801251

磁気軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-020687
公開番号(公開出願番号):特開平10-220474
出願日: 1997年02月03日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 部品点数を削減し、小型かつ安価な磁気軸受装置を提供する。【解決手段】 磁性体で形成された制御回路基板68に対し、浮上用のマグネット84をその外周に半径方向のギャップを隔てて対向するように配置する。ロータ64の回転数検出用のサーチコイルを基板68のマグネット84に対応する部位に設ける。基板68とマグネット84との間に働く磁気吸引力によってスリーブ70(ロータ64)が軸方向に非接触の状態で支持される。ロータ64の回転中においては、マグネット84の漏れ磁束によってサーチコイル72に誘起電圧が発生する。この誘起電圧でロータ64の回転数を検出し、この回転数を一定に制御する。従って、1個のマグネット84が回転数検出手段の磁石を兼用するので、モータを構成する構成部品としての磁石を削減でき、磁気軸受装置が小型かつ安価となる。
請求項(抜粋):
ハウジングに配置される軸またはスリーブの一方が他方に対して回転する磁気軸受装置であって、前記軸と前記スリーブの少なくとも一方に動圧発生用の溝を形成し、動圧によって前記軸または前記スリーブのラジアル方向の支持を行うラジアル空気軸受と、環状に配置され、複数極に着磁された前記軸または前記スリーブを浮上させるための浮上用永久磁石と、この浮上用永久磁石の外周に半径方向のギャップを隔てて対向するように配置された磁性体からなるヨークと、前記ヨークに前記浮上用永久磁石に対応して配置された前記軸または前記スリーブの回転数検出用のサーチコイルとを備え、前記浮上用永久磁石の前記ヨークとの間に働く磁気吸引力によって前記軸または前記スリーブを軸方向に非接触の状態で支持させると共に、前記浮上用永久磁石の漏れ磁束によって前記サーチコイルに発生する誘起電圧で前記軸または前記スリーブの回転数を検出することを特徴とする磁気軸受装置。
IPC (2件):
F16C 32/00 ,  G02B 26/10 102
FI (2件):
F16C 32/00 C ,  G02B 26/10 102
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 磁気軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-346339   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • 動圧磁気軸受型モータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-333287   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • 磁気軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-247284   出願人:株式会社荏原製作所
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