特許
J-GLOBAL ID:200903050711759363

射出成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-183049
公開番号(公開出願番号):特開平11-010684
出願日: 1997年06月23日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 プラスチック光学素子を射出成形する際に、ひけを生じさせたい箇所のみにひけを生じさせ、鏡面等を転写させたい箇所には確実に型形状を転写させ得るようにする。【解決手段】 成形材料10にひけX4を発生させたい箇所に対応する入れ子5に、圧縮空気をキャビティ6内へ導入する通気口7及び連通孔8を設けるとともに、これらの近傍にこれらを挟むか、あるいは周囲を囲むように排気口20を設ける。キャビティ6内へ導入された圧縮空気は、成形材料10に当たった後、排気口20から外部へ排気され、鏡面部M1、M2側へ回り込むことがない。
請求項(抜粋):
キャビティを画成する成形面の少なくとも1つ以上に、成形材料に鏡面を転写するための転写面を備え、ゲートを介して上記キャビティ内に溶融した成形材料を射出充填し、該成形材料を冷却して成形品を成形する射出成形用金型であって、上記転写面以外の部位で上記成形面に対して少なくとも1つ以上の通気口を臨ませ、該通気口を介して上記キャビティ内の成形材料に所定の空気圧を付与し、上記通気口に対峙する上記成形材料の面にひけを生じさせ得る射出成形用金型において、上記通気口の近傍で上記転写面に臨まない部位に少なくとも一つ以上の排気口を設けたことを特徴とする射出成形用金型。

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