特許

J-GLOBAL ID：200903050716073150

電子天びん

発明者： 村岡 孝敏
出願人/特許権者： 株式会社島津製作所
代理人 (1件)： 西田 新
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-161146
公開番号（公開出願番号）：特開平7-019944
出願日： 1993年06月30日
公開日（公表日）： 1995年01月20日
要約：

【要約】【目的】 通常モードのほかに動物測定等のための耐振モードによるデータ処理法の選択が可能な電子天びんにおいて、耐振モードで静止荷重を負荷したときにその質量を誤差なく表示することができ、保守・点検時における操作にフレキシブルに対応できる電子天びんを提供する。【構成】 荷重検出部aからの刻々のデータの変動幅があらかじめ設定された値を越えているか否かを判別する判別手段dを設け、選択手段cにより耐振モードが選択されている状態では、データ変動幅が上記値を越える場合に限って耐振モードのデータ処理法を実行するように構成する。

請求項（抜粋）：

荷重検出部からの刻々のデータをデータ処理手段にサンプリングし、そのデータ処理手段ではサンプリングしたデータ列を用いた少なくとも2種類のデータ処理法のいずれかによって計量表示値を決定するとともに、このデータ処理手段で用いるデータ処理法は、通常モードと耐振モードのいずれかを選択するモード選択手段による選択状況に応じて定まるよう構成された天びんにおいて、上記荷重検出部からの刻々のデータの変動幅があらかじめ設定された所定値を越えているか否かを判別する判別手段を有し、上記モード選択手段により耐振モードが選択されている状態では、上記判別手段による判別結果に基づいて、データ変動幅が上記所定値を越える場合に限って耐振モードのデータ処理法が実行されるよう構成されていることを特徴とする電子天びん。