特許
J-GLOBAL ID:200903050717396521

製造ラインの物流制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-316879
公開番号(公開出願番号):特開平7-164035
出願日: 1993年12月16日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 精整ラインの渋滞により圧延が中断されることがないようにする。【構成】 材トラッキング装置1からの信号を滞留密度演算器2に送り、精整設備の複数にゾーン分けされた各ゾーン3a,3bまたは3cのライン上に存在する材の本数とあらかじめ設定されている最大存在可能本数とから、材のゾーン3a,3bまたは3c内における滞留密度を演算する。演算された滞留密度とゾーン入口に設けた速度計4により測定した材の移動速度vとをゾーン毎物流状態判定器5に送り、ゾーン3a,3bまたは3c内における材の渋滞状況を判定する。判定結果はゾーン内搬送制御器6に送られ、ゾーン内搬送制御器6からの指示により渋滞状況に応じてゾーン内の材を、オフライン跳出し装置7によりオフラインに跳ね出したり、オフラインにある材をライン上げ装置8によりライン上に復帰させたりする。
請求項(抜粋):
製造中の材料をラインオフすることが不可能であるか極めて困難な第1の製造ラインの後に、材料をラインオフ・ラインオンすることが容易な第2の製造ラインが直結されており、第2の製造ラインは1つ又は複数のゾーンに区分されている製造ラインにおける物流制御方法であって、材料トラッキング装置により生産ライン上の材料の位置を判定して第2の製造ラインのゾーン毎に滞留している材料の数を把握し、この数と各ゾーン毎に予め設定されている最大存在可能本数とから材料の各ゾーン内における滞留密度を演算し、演算された滞留密度と各ゾーン入口で測定した材料の当該ゾーンへの流入速度とから各ゾーン内における材の渋滞状況を判定し、判定した渋滞状況に応じて各ゾーン内の材料をラインオフしたりラインオンし、第1の製造工程の停止を防止することを特徴とする製造ラインの物流制御方法。
IPC (2件):
B21B 39/00 ,  B65G 43/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-099704

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