特許
J-GLOBAL ID:200903050737788060

起伏ゲート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土橋 博司
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2001000178
公開番号(公開出願番号):WO2001-051714
出願日: 2001年01月12日
公開日(公表日): 2001年07月19日
要約:
水路に設けた水門の扉体と、扉体を上下に操作する操作手段とからなる水門の操作装置であり、扉体に操作棒を介して取り付けた受圧板と、上記受圧板の上下にそれぞれ配置した上側および下側空気袋と、上側および下側空気袋のそれぞれに空気を送り込む空気圧縮機と、上下空気袋と空気圧縮機との間に設置され、上下空気袋に送り込む空気を切換ないし調整する切換弁および流量調整弁とを備え、空気袋に圧縮空気を送り込んで受圧板を移動して扉体を上下に移動させ、扉体を開閉するようにしたことを特徴とするものである。この発明によれば、媒体として空気を使用し、しかも空気袋に送り込んだ空気の圧力によって操作棒を駆動するので、機構を非常に簡単にすることができるようになった。
請求項(抜粋):
水路の底部に回転軸を有して起立または倒伏が自在な1枚の鋼板を起伏ゲートの扉体とし、 この扉体の背面側(反水圧側)に、V字形気密シートの上端部と上部気密シートの両端部を曲げ上げて重ね合わせて接着することにより構成したV字形空気袋の一方の上端部と保護布の上端部とをともに取り付け、またこのV字形空気袋の他の上端部と保護布の下端部とを一緒に基礎コンクリートの上面に固定し、この空気袋には空気を圧入したり、内部の空気を排出したりする空気管を基礎コンクリートを経由して接続して起伏ゲートの操作装置とし、 この保護布と空気袋とは常時接触する部分を接着して相互の位置関係を安定させると同時に、それらの幅方向の寸法は可能なかぎり大きくして扉体のほぼ全幅において支持できるようにし、他方、それらの高さ方向の寸法は起伏ゲートの天端を越流する水の流下を妨げない範囲で充分大きな寸法とし、 このように構成した空気袋に接続した空気管に開閉弁と流量調整弁を経由して空気圧縮機を接続し、空気圧縮機によって空気袋の内部に空気を圧入することにより起伏ゲートの扉体を起立させ、他方、空気袋に空気管を経由して接続した排気用開閉弁を開き、排気用流量調整弁を経由して空気袋の内部の圧力を有する空気を大気中に放出することにより起伏ゲートの扉体を倒伏させるようにしたことを特徴とする起伏ゲート。
IPC (2件):
E02B7/20 ,  E02B7/40
FI (2件):
E02B7/20 109 ,  E02B7/40

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