特許
J-GLOBAL ID:200903050757576611

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 誠志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-103504
公開番号(公開出願番号):特開平11-287851
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 観測対象領域のうちの任意に指定した特定領域についてのエコー信号の処理条件をこの特定領域を除く観測対象領域についての表示状態に影響を与えることなく変更できるようにする。【解決手段】 走査部21の観測対象位置が特定範囲指定手段34によって指定された特定範囲内にあるか否かを判定手段35によって判定し、観測対象位置が特定範囲の外にある間は、エコー信号処理回路26が第1の条件設定手段30によって設定されている条件でエコー信号に対する増幅、STC、FTC処理を行い、観測対象位置が特定範囲の内にある間は、エコー信号処理回路26が第2の条件設定手段31によって設定されている条件でエコー信号に対する増幅、STC、FTC処理を行うように切り換える。
請求項(抜粋):
電波、音波またはレーザ光によって観測対象領域を走査し該観測対象領域からの反射波を受信し、該反射波の強度を示すエコー信号と、走査方向を示す走査方向信号と、距離検出の基準となるトリガ信号とを出力する走査部(21)と、前記走査部から出力されるエコー信号に対して増幅、STC処理およびFTC処理を行うエコー信号処理回路(26)と、前記走査部から出力されたトリガ信号、走査方向信号および前記エコー信号処理回路の出力信号を受け、前記観測対象領域に存在する物体の像を基準位置からの方向と距離が視認できるように画面上に表示する表示部(27)とを有するレーダ装置において、前記エコー信号処理回路の増幅度、STC処理条件、FTC処理条件の少なくとも1つを変更可能に設定する第1、第2の条件設定手段(30、31)と、前記走査部から出力されたトリガ信号に基づいて観測対象までの距離を検出する距離検出手段(33)と、前記走査部の観測対象領域のなかの任意の範囲を特定範囲として指定するための特定範囲指定手段(34)と、前記距離検出手段によって検出された距離と前記走査部から出力された走査方向信号とで決まる観測対象位置が前記特定範囲内にあるか否かを判定する判定手段(35)と、前記判定手段の判定結果を受け、観測対象位置が前記特定範囲外にある間は、前記エコー信号処理回路が前記第1の条件設定手段によって設定されている条件にしたがってエコー信号に対する処理を行い、観測対象位置が前記特定範囲内にある間は、前記エコー信号処理回路が前記第2の条件設定手段によって設定されている条件にしたがってエコー信号に対する処理を行うように切り換える切換手段(36)とを備えたことを特徴とするレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 7/34 ,  G01S 7/292
FI (2件):
G01S 7/34 A ,  G01S 7/292 F
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-120487

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