特許
J-GLOBAL ID:200903050758267655

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  坂口 智康 ,  内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-281618
公開番号(公開出願番号):特開2005-048666
出願日: 2003年07月29日
公開日(公表日): 2005年02月24日
要約:
【課題】 圧縮機が起動してしばらくの間は、吐出圧力と吸入圧力の圧力差が少なく、背圧室の圧力が設定圧力より低くなるため、背圧調整機構は作動せず、背圧室の潤滑油が圧縮室の吸入空間へ供給されない。そのため、固定渦巻部品と旋回渦巻部品の摺動部に潤滑油が供給されず、信頼性に課題を有していた。 【解決手段】 固定渦巻部品の旋回渦巻部品と摺動する面に第1の液溜り空間と、旋回渦巻部品の旋回運動により第1の液溜り空間および吸入空間に間欠的に連通するように、旋回渦巻羽根の旋回渦巻部品と摺動する面に第2の液溜り空間を設け、第2の液溜り空間と、第1の液溜り空間と間欠的に連通する通路を旋回渦巻部品の内部に設け、旋回渦巻部品の旋回運動により間欠的に背圧室から圧縮空間の吸入空間に連通させる第3の給油手段を備えたものである。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
固定渦巻き羽根と固定鏡板とを有する固定渦巻き部材と、旋回渦巻き羽根と旋回鏡板とを有する旋回渦巻き部材と、前記固定渦巻き羽根と前記旋回渦巻き羽根を噛み合わせて形成した複数の圧縮空間と、前記旋回渦巻き部材の前記旋回渦巻き羽根面と反対側に設けられた背圧室と、前記背圧室をシール部材によって区画した高圧空間および中間圧空間と、前記高圧空間に供給された潤滑油を前記中間圧空間に供給する第1の給油手段と、前記中間圧空間に供給された潤滑油を吸入空間に供給することにより前記背圧室の圧力を調整する圧力調整機構を有した第2の給油手段を備えたスクロール圧縮機であって、前記中間圧空間に供給された潤滑油を絞り部を経由して前記吸入空間に供給する第3の給油手段を備えたことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C18/02 ,  F04C29/02
FI (2件):
F04C18/02 311Y ,  F04C29/02 311D
Fターム (19件):
3H029AA02 ,  3H029AA12 ,  3H029AA14 ,  3H029AB03 ,  3H029AB05 ,  3H029BB07 ,  3H029CC04 ,  3H029CC05 ,  3H029CC32 ,  3H029CC38 ,  3H039AA03 ,  3H039AA12 ,  3H039BB11 ,  3H039CC02 ,  3H039CC03 ,  3H039CC04 ,  3H039CC27 ,  3H039CC35 ,  3H039CC41

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