特許
J-GLOBAL ID:200903050760239820
回転角度検出装置の初期設定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件):
三好 秀和
, 三好 保男
, 岩▲崎▼ 幸邦
, 栗原 彰
, 川又 澄雄
, 伊藤 正和
, 高橋 俊一
, 高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-233607
公開番号(公開出願番号):特開2004-077133
出願日: 2002年08月09日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】磁気センサのヒステリシス特性を考慮し、ヒステリシスに起因する誤差を低減し、大きな誤差の発生を防ぐことができる舵角センサ用検出値初期設定方法を提供する。【解決手段】本発明の回転角度検出装置の初期設定方法は、回転体18の正方向の回転により得られる複数の磁気センサ12、13からの検出値と逆方向の回転により得られる磁気センサ12、13からの検出値とを初期設定段階でそれぞれ求め、正方向回転時の検出値と逆方向回転時の検出値との平均値を求めて磁気センサ12、13の角度検出用データとすることで、ヒステリシスに起因する誤差を低減し、大きな誤差の発生を防ぐ。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
固定体に対して正逆方向に回転する回転体に連動して回転し180度の回転角度範囲でN極とS極の2極に着磁されたマグネット体と、このマグネット体の対向位置で且つ180度の回転角度範囲内に等間隔に配置され前記マグネット体の磁界強度を検出する複数個の磁気センサと、これらの磁気センサの検出出力から前記回転体の絶対回転角度を算出する演算手段とを備え、
前記演算手段が、前記複数個の磁気センサの検出出力の絶対値を比較し、絶対値の最小値を示す磁気センサの領域毎に区分けすることにより磁気センサの数の2倍の領域に分類し、この磁気センサの数の2倍の領域の各領域に対応する磁気センサ及び各領域の絶対角度についての領域角度を予め取得し、前記磁気センサの検出出力の絶対値より最小値を出力する磁気センサを特定し且つこの特定した磁気センサの左右に隣接する2つの磁気センサの出力値の大小により領域判定を行い、この領域判定された当該領域の磁気センサの出力値と左右の隣接する2つの磁気センサの出力値との相対比較演算により、当該領域内における領域角度を算出し、この領域内角度と当該領域までの領域外角度とにより絶対角度を算出する回転角度検出装置の初期設定方法であって、
前記回転体の正方向の回転により得られる前記複数の磁気センサからの検出値と逆方向の回転により得られる磁気センサからの検出値とを初期設定段階でそれぞれ求め、前記正方向回転時の前記検出値と前記逆方向回転時の前期検出値との平均値を求めて前記磁気センサの角度検出用データとすることを特徴とする回転角度検出装置の初期設定方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (14件):
2F077AA20
, 2F077AA27
, 2F077CC02
, 2F077DD05
, 2F077JJ01
, 2F077JJ08
, 2F077JJ23
, 2F077TT00
, 2F077TT06
, 2F077TT52
, 2F077TT58
, 2F077TT66
, 2F077UU00
, 2F077VV01
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