特許
J-GLOBAL ID:200903050763018663

クラッチ及びモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-025194
公開番号(公開出願番号):特開2001-214946
出願日: 2000年02月02日
公開日(公表日): 2001年08月10日
要約:
【要約】【課題】部品点数を削減して、小型化や低コスト化を図ることができるクラッチを提供する。【解決手段】従動側回転体25は駆動側回転体23に所定範囲内で相対回動可能に連結され、回転体25に設けた制御面34と回転不能に固定されたカラー22の外周面22aとの間に転動体26が配置される。制御面34はその中央部34aから両側部34bに向かって外周面22aとの間隔が小さくなるように形成される。そして、回転体23の回転時には、転動体26を制御面34と外周面22aとで挟持されない制御面34の略中央部34aに配置して周回させるとともに両回転体23,25が回転方向において係合して回転体23の回転力を回転体25に伝達する。一方、回転体25の回転時には、転動体26を制御面34と外周面22aとの間で挟持し、回転体25の両方向の回転が阻止される。
請求項(抜粋):
回転不能に固定され、外周面を有するカラーと、駆動源に連結されて回転可能に配置され、第1係合部を有する駆動側回転体と、負荷に連結されて回転可能に配置され、前記第1係合部に対し回転方向に係合して前記駆動側回転体の相対回動を所定範囲内に規制し、かつ前記カラーの外周面に対向する面に、回転方向の中央部から両側部に向かって該外周面との間隔が小さくなるような制御面が形成された第2係合部を有する従動側回転体と、前記カラーの外周面と前記制御面との間に配置され、前記制御面の中央部とカラーの外周面との間隔より小さく、前記制御面の側部とカラーの外周面との間隔より大きい外形寸法を有する被挟持体と、を備え、前記駆動側回転体の回転時には、該回転体の回転により前記被挟持体を前記制御面と前記カラーの外周面とで挟持されない該制御面の略中央部に配置して周回させるとともに、前記第1,第2係合部が回転方向において係合して該回転体の回転力を前記従動側回転体に伝達し、前記従動側回転体の回転時には、前記被挟持体を前記制御面と前記カラーの外周面との間で挟持し、該回転体の両方向の回転を阻止するようにしたことを特徴とするクラッチ。

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