特許
J-GLOBAL ID:200903050766412125
挿し穂または挿し木の発根方法と発根室装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八木田 茂 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-113839
公開番号(公開出願番号):特開2003-304760
出願日: 2002年04月16日
公開日(公表日): 2003年10月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 挿し穂または挿し木から、発根した苗を作るために確実に且つ効率よく発根させることのできる新しい発根方法、ならびに該方法を実施するのに適した発根室装置を提供する。【解決手段】 挿し穂(木)を、冷蔵庫内で1°C〜5°Cの温度で6日間〜21日間保持することによって挿し穂(木)を低温処理し、次いで水揚げ処理し、さらに挿し穂(木)の下端部を発根剤水溶液に浸漬して発根促進処理を行い、有孔底部をもつ鉢に、その下端を下にして立てた状態で挿し入れ、水を溜めた受け皿内に定置し、受け皿内から鉢の底部孔を通して鉢内に侵入した水の中に挿し穂(木)の下端を鉢内で浸漬させ、15°C〜30°Cの温度と80〜90%の相対湿度をもつ空気雰囲気の密閉された6面の箱型の室の内で800〜1200ルックスの照度の白色光の照射下に1日あたり8〜15時間にわたり4日間〜6日間保持する。
請求項(抜粋):
切り花用の草植物または花木の茎または枝を切り取ることによって得られた挿し穂または挿し木を、冷蔵庫内で1°C〜5°C、好ましくは2°C〜3°Cの温度の空気中に6日間〜21日間、好ましくは7日間〜14日間保存することによって挿し穂または挿し木を低温処理し、次いでその低温処理された挿し穂または挿し木を、水揚げ処理し、さらに挿し穂または挿し木の下端部を発根剤水溶液に浸漬することにより、発根剤を挿し穂または挿し木に吸収させる発根促進処理を行い、さらに、発根剤吸収による発根促進処理をされた挿し穂または挿し木を、有孔底部をもつ鉢に挿し穂または挿し木の下端を下にして立てた状態で挿し入れ、立てた状態の挿し穂または挿し木を収容する前記の鉢を、水を溜めた受け皿内に定置し、受け皿内から鉢の底部孔を通して鉢内に侵入した水の中に挿し穂または挿し木の下端を鉢内で浸漬させ、水でその下端が浸漬されてある挿し穂または挿し木を立てた状態で収容する鉢を定置、保持している且つ水を溜めた前記の受け皿を、15〜30°C、好ましくは18〜23°Cの温度と80〜90%の相対湿度をもつ空気雰囲気を収容している密閉された6面の箱型の室の内で上から800〜1200ルックス、好ましくは1000〜1100ルックスの照度の白色光の照射下に1日あたり8〜15時間にわたり照射して4日間〜6日間保持し、これによって、前記の室内に保持されて白色光で照射された挿し穂または挿し木の下端から発根を行わせることから成る、挿し穂または挿し木の発根方法。
IPC (6件):
A01G 31/00 611
, A01G 31/00 612
, A01G 9/24
, A01G 31/02
, A01N 25/00 102
, A01N 43/36
FI (9件):
A01G 31/00 611
, A01G 31/00 612
, A01G 9/24 A
, A01G 9/24 H
, A01G 9/24 M
, A01G 9/24 R
, A01G 31/02
, A01N 25/00 102
, A01N 43/36 A
Fターム (33件):
2B029AA01
, 2B029AB03
, 2B029AB06
, 2B029AB09
, 2B029FA07
, 2B029FA09
, 2B029FA15
, 2B029GA05
, 2B029KB03
, 2B029MA01
, 2B029MA06
, 2B029MA08
, 2B029SF08
, 2B314MA02
, 2B314MA30
, 2B314MA38
, 2B314MA39
, 2B314MA40
, 2B314MA57
, 2B314MA58
, 2B314NA06
, 2B314NA14
, 2B314ND06
, 2B314ND32
, 2B314PB02
, 2B314PD37
, 2B314PD41
, 2B314PD63
, 4H011AB03
, 4H011BA01
, 4H011BB09
, 4H011BC18
, 4H011DA13
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
挿し木苗の育成方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-168406
出願人:三菱農機株式会社
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挿し芽用水揚げ剤
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-272919
出願人:パレス化学株式会社
-
接ぎ木苗養生装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-157481
出願人:ヤンマー農機株式会社
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