特許
J-GLOBAL ID:200903050780377634

シャッター装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸島 儀一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-176470
公開番号(公開出願番号):特開平10-020364
出願日: 1996年07月05日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 シャッターの幕速を向上させるために、バネ力の強い駆動バネを使用すると、チャージ動作の際に必要な力も増加してしまう。【解決手段】 シャッター羽根を走行させるための駆動レバーを2体化し、それぞれの駆動レバーを別々のバネで駆動するもので、シャッター羽根と直接係合していない駆動レバーをオーバーチャージ位置から露光開始位置に移動させるときのバネの付勢力を前記チャージ機構を初期位置に戻す方向に作用させることで、チャージ動作の際に負荷となるチャージ機構を初期位置に戻すための戻しバネを廃止する。
請求項(抜粋):
シャッター羽根と、前記シャッター羽根と係合し、移動することで前記シャッター羽根が露光動作を行う第1の駆動レバーと、前記第1の駆動レバーに前記シャッター羽根が露光動作を行う方向の付勢力を与える第1のバネと、前記第1のバネの付勢力に抗して前記第1の駆動レバーを露光開始位置に係止し、その係止を解除することにより前記シャッター羽根が露光動作を開始する緊定部材と、露光動作時に前記第1の駆動レバーを後押しする第2の駆動レバーと、前記第2の駆動レバーに前記第1のバネと同じ方向の付勢力を与える第2のバネと、前記シャッター羽根が露光動作を行った後に、前記第1の駆動レバーおよび前記第2の駆動レバーをオーバーチャージ位置まで移動させて前記第1のバネおよび前記第2のバネをオーバーチャージし、前記第1のバネおよび前記第2のバネの付勢力によって、前記第1の駆動レバーおよび前記第2の駆動レバーを前記オーバーチャージ位置から前記露光開始位置に移動させるチャージ機構とを有し、前記第2の駆動レバーをオーバーチャージ位置から露光開始位置に移動させるときの第2のバネの付勢力が前記チャージ機構を初期位置に戻す方向に作用することを特徴とするシャッター装置。

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