特許
J-GLOBAL ID:200903050784510517

ポリプロピレン系樹脂成形品の表面処理方法及び該成形品の塗装方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大垣 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-201934
公開番号(公開出願番号):特開平5-043722
出願日: 1991年08月12日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】[目的] ポリプロピレン系樹脂成形品の表面を塗装、接着、印刷等に適した表面に改良できる方法を提供すること。[構成] ポリプロピレンと、エチレン-プロピレン系共重合体ゴムと、エチレン-アクリル酸系またはエチレン-メタクリル酸系共重合体と、場合により充填剤とを含むポリプロピレン系樹脂を成形したポリプロピレン系樹脂成形品に、出力200Wの合成石英製低圧水銀ランプの光を空気中で成形品表面とランプとの距離を約10センチに保った状態で60秒照射する。
請求項(抜粋):
下記(a)、(b)及び(c)から選ばれる1種以上のポリプロピレン(A)10〜90重量部と、プロピレン含量が10〜70重量%でムーニー粘度(ML1+4 ,100°C)が10〜100のエチレン-プロピレン系共重合体ゴム(B)5〜50重量部と、エチレン含量が50〜95重量%の、エチレン-アクリル酸系共重合体樹脂(C)またはエチレン-メタクリル酸系共重合体樹脂(C)3〜60重量部と、無機充填剤及びガラス繊維の双方または一方で構成された充填剤で前記ポリプロピレン(A)、エチレン-プロピレン系共重合体ゴム(B)及び共重合体樹脂(C)の組成物100重量部に対する割合が0〜40重量部の充填剤とを含む樹脂組成物を成形したポリプロピレン系樹脂成形品に、300nm以下の領域に照射波長をもつ紫外線を照射することを特徴とするポリプロプロピレン系樹脂成形品の表面処理方法。(a)メルトインデックスが10〜100(g/10分)のホモポリプロピレン。(b)炭素数1〜6(但し、炭素数3以外)のα-オレフィンを0.5〜8重量%含有するメルトインデックスが10〜100(g/10分)のプロピレン-α-オレフィンランダム共重合体。(c)エチレンを2〜15重量%含有するメルトインデックスが10〜100(g/10分)のプロピレン-エチレンブロック共重合体であって、プロピレン-エチレン共重合部のエチレン含有率が20〜60重量%でありかつ該共重合部の135°Cテトラリン溶液での極限粘度が2〜10(dl/g)であるプロピレン-エチレンブロック共重合体。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-276840
  • 特開昭60-188453
  • 特開平1-263127
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