特許
J-GLOBAL ID:200903050785497948

欠陥検査方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-150253
公開番号(公開出願番号):特開平9-005305
出願日: 1995年06月16日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 音響インピーダンスの差に基づいて超音波を反射する界面を内部に有する多層構造の部材について、超音波の反射波から欠陥の有無を検査する。【構成】 検査装置10は、超音波探触子11と、超音波探傷器13と、エコーの波形信号を周波数解析して欠陥判定を行うコンピュータ15とから構成される。試料20は、2枚の炭素鋼板21,23を、エポキシ接着剤25にて接着した多層構造の部材であって、炭素鋼とエポキシ樹脂の音響インピーダンスの違いから内部に超音波を反射する界面が存在する。そこで、コンピュータ15には、予め、最下層23からの固有の周波数を記憶しておき、超音波探傷器13からエコー信号を入力したら、これをフーリエ変換して周波数スペクトルに分類し、続いて上記の固有の周波数に相当する成分が含まれているか否かをチェックし、含まれている場合には「接着良好」と、含まれていない場合には「接着不良」と判定する。
請求項(抜粋):
音響インピーダンスの差に基づいて超音波を反射する界面を内部に有する多層構造の部材について、超音波を入射して得られる反射波に基づき、部材内の欠陥の有無を検査する欠陥検査方法であって、反射波中に部材の最下面からの固有の反射波に相当する周波数成分が含まれているか否かにより欠陥の有無を検査することを特徴とする欠陥検査方法。
IPC (2件):
G01N 29/10 ,  G01N 29/16
FI (2件):
G01N 29/10 ,  G01N 29/16

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