特許
J-GLOBAL ID:200903050789236235

汚染物質の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-534289
公開番号(公開出願番号):特表2002-514916
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 2002年05月21日
要約:
【要約】全微生物汚染の存在及び濃度、あるいは特定の微生物種の存在及び濃度を測定するための方法及び器具を開示する。該方法は、微生物を空気、液体、表面あるいはその他のサンプルから回収する手段、及びそれを流体相(3)に懸濁することから成る。前記流体相(3)のアリコートを使い捨て可能な試験器具に導入し、この試験器具はサンプルを濾過して微生物を濃縮し、体細胞を含む外来物質を除去し、そして微生物を濃縮することを可能とする。発光試薬ルシフェリン及びルシフェラーゼを含む膜(26)を含む使い捨て可能な試験器具(25)に体細胞及び細菌放出試薬を添加し、使い捨て可能な試験器具(25)を内部からの発光を読み取ることができる照度計に導入することにより微生物の全濃度を測定する。
請求項(抜粋):
分析対象物の存在及び量を測定する方法であって、以下の工程:a) 該分析対象物のサンプルを回収する工程、b) 該サンプルを透過性フィルター手段を有する使い捨て可能な試験器具に入れる工程、ここで該使い捨て可能な試験器具は膜器具であり、該膜器具は、上側部分及び下側部分を有する蝶番式に繋がれた二つの面を有する支持体、該上側部分の内側面上に位置する吸収材パッド、該吸収材パッド上のフィルターメンブラン、該フィルターメンブランを所定位置に保持する剛性層、フィルターメンブランの上に位置する剛性層、該フィルターメンブランの上に位置する該剛性層にあけられた穴、該膜器具の下側部分にあけられた穴、該膜器具にあけられた穴にはめ込まれた膜ディスク、該膜ディスク上に固定された発光溶液、該膜ディスクの下側にある該下側部分の外側面上の透明窓を含み、ここで該サンプルを該剛性層にあけられた穴を通して該フィルターメンブランの表面上に適用する工程、c) 該フィルターメンブランの表面に体細胞放出試薬を適用する工程、d) 該膜器具の下側部分の内側面上に位置する膜ディスクの表面に細菌放出試薬を適用する工程、e) 膜器具の上側部分と下側部分とを押し付ける工程、f) 引き出しスライドにより膜器具を光度計中に滑り込ませる工程、g) 光検出器手段、及び該使い捨て可能な試験器具用の光を遮蔽したチャンバー、及び該膜器具の透明壁を通過する光を測定する手段を含む光度計により該発光反応から得られた発光を測定する工程、及びh) 該光度計手段に分析対象物の存在及び量を示すシグナルを出力させる工程、を包含する方法。
IPC (4件):
C12Q 1/04 ,  C12M 1/34 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/569
FI (4件):
C12Q 1/04 ,  C12M 1/34 B ,  G01N 33/48 M ,  G01N 33/569 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平7-505279
  • 特開昭60-131463

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