特許
J-GLOBAL ID:200903050790920298
ブラシ製造機及びタフト取り上げ方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-524974
公開番号(公開出願番号):特表平9-510642
出願日: 1995年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】ブラシ本体を射出成形ための金型を持つブラシ製造機を開示する。この金型は、固定金型部品(10)、可動金型部品(12)、及び可動金型部品(12)の凹所(16)に嵌まる一対の相補的金型部品(14a、14b)からなる。相補的金型部品(14a、14b)にはタフト挿入孔(24)が設けられている。一方の相補的金型部品(14a)が可動金型部品(12)の凹所(16)に嵌まり、ブラシ本体を成形材料に埋設したブリストルのタフトとともに射出成形するとき、他方の相補的金型部品(14b)は、ブリストルのタフトをタフト挿入孔(24)に導入するためのタフト供給装置の前方にある。タフト供給装置は、複数のタフト取り上げ-移送チューブ(32)を有し、これらのチューブは、ブリストルのタフトをブリストル容器から取り上げ、これらのタフトの各々を一つのタフト挿入孔(24)と隣接した位置まで移送するため、移動自在である。プランジャー部材(36)が夫々のチューブ(32)に進入し、チューブ内のブリストルのタフトを押し出し、タフト挿入孔(24)に押し込む。
請求項(抜粋):
ブリストルのタフトが成形材料に埋設されたブラシ本体を射出成形するための金型を有し、該金型は、金型キャビティ(22)を構成する少なくとも二つの相対的に移動自在の金型部品(10、12、14a、14b)を有し、前記金型部品(14a、14b)の一方は、製造されるべきブラシの所望のタフトパターンと対応するパターンでタフト挿入孔(24)が設けられたキャビティ構成表面部分(22a)を有し、ブリストルのタフトをブリストルが前記キャビティ(22)内に突出するように前記孔(24)に導入するためのタフト供給装置が設けられている、ブラシ製造機において、前記タフト供給装置は、予め完成したブリストル(54)を平行に詰まった関係で収容するブリストル容器(51)、及び孔(24)の前記パターンの少なくとも部分と対応するパターンで配置されたタフト取り上げ-移送チューブ(32)を有し、これらのタフト取り上げ-移送チューブ(32)は、ブリストル(54)のタフトを前記ブリストル容器から取り上げるために移動自在であり、前記タフト取り上げ-移送チューブ(32)の各々は、チューブ内に収容されたブリストルのタフトを押し出すために夫々のチューブに進入させるプランジャー部材(36)と関連していることを特徴とする、ブラシ製造機。
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