特許
J-GLOBAL ID:200903050795037953

分散補償器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-194896
公開番号(公開出願番号):特開平8-043657
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 偏波分散が殆ど生じることのない分散補償器を提供する。【構成】 コアの屈折率分布により生じる負の分散特性を有する分散補償光ファイバ3をコイル巻きして分散補償光ファイバコイル6を形成し、この分散補償光ファイバコイル6に、分散補償光ファイバコイル6の偏波分散値とほぼ同量の偏波分散値を有する複屈折光ファイバ8を接続する。分散補償光ファイバコイル6と複屈折光ファイバ8には、それぞれの偏波分散値に起因して、それぞれに、光の伝搬速度の異なる偏波成分軸であるスロー軸とファースト軸とが形成されるため、前記分散補償光ファイバコイル6と複屈折光ファイバ8との接続のときに、複屈折光ファイバ8のスロー軸と分散補償光ファイバコイル6のファースト軸とが互いに合致し、複屈折光ファイバ8のファースト軸と分散補償光ファイバコイル6のスロー軸とが互いに合致するように接続を行う。
請求項(抜粋):
コアの屈折率分布により生じる負の分散特性を有する分散補償光ファイバを複数回巻き廻して形成した分散補償光ファイバコイルを有し、該分散補償光ファイバコイルには分散補償光ファイバコイルの偏波分散値に起因して、光の伝搬速度が遅い偏波成分軸であるスロー軸と該スロー軸よりも光の伝搬速度が速い偏波成分軸であるファースト軸とが互いに直交して形成されており、分散補償光ファイバコイルには該分散補償光ファイバコイルの偏波分散値とほぼ同量の偏波分散値を有してスロー軸とファースト軸とが直交形成された複屈折光ファイバが接続されており、該複屈折光ファイバのスロー軸と前記分散補償光ファイバコイルのファースト軸とが互いに合致し、複屈折光ファイバのファースト軸と分散補償光ファイバコイルのスロー軸とが互いに合致していることを特徴とする分散補償器。
IPC (3件):
G02B 6/16 ,  G02B 6/00 321 ,  G02B 6/10

前のページに戻る