特許
J-GLOBAL ID:200903050798702230
アダプティブアレイ送受信装置の指向性制御方法と無線通信システムおよびアダプティブアレイ送受信装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-026949
公開番号(公開出願番号):特開平9-219615
出願日: 1996年02月14日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】アダプティブアレイ送受信装置を用いた無線通信システムにおいて、ハンドオフの頻度を小さくし、局間干渉による通信品質の劣化を防止する。【解決手段】配列された複数のアンテナ素子31の送受信信号に重み付け器32により振幅および位相の重み付けを行い、分配/合成部33で重み付け器32を介してアンテナ素子31への送信信号の分配およびアンテナ素子31からの受信信号の合成を行うアダプティブアレイ送受信装置を有する基地局と複数の端末間で通信を行う無線通信システムにおいて、基地局の設置時にアダプティブアレイ送受信装置に対して所望方向および非所望方向から参照信号を送信し、アダプティブアレイ送受信装置の参照信号の受信信号に基づき外部演算装置36で重み係数を計算し、インタフェース35を介して重み付け器32に設定することで指向性制御を行う。
請求項(抜粋):
配列された複数のアンテナ素子と、これら複数のアンテナ素子の送受信信号に重み係数を乗じることにより振幅および位相の重み付けを行う複数の重み付け手段と、これら複数の重み付け手段を介して前記複数のアンテナ素子への送信信号の分配および該アンテナ素子からの受信信号の合成を行う分配/合成手段とにより構成されるアダプティブアレイ送受信装置を有する基地局と複数の端末との間で通信を行う無線通信システムにおいて、少なくとも前記基地局の設置時に該アダプティブアレイ送受信装置に対して所望方向および非所望方向の少なくとも一方の方向から既知の参照信号を送信し、該アダプティブアレイ送受信装置の該参照信号の受信信号に基づき前記重み係数を計算して前記重み付け手段に設定することにより、該アダプティブアレイ送受信装置の指向性を制御することを特徴とするアダプティブアレイ送受信装置の指向性制御方法。
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