特許
J-GLOBAL ID:200903050801898028

登録資格フラグ付きキャッシュメモリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-115675
公開番号(公開出願番号):特開平9-282226
出願日: 1996年04月12日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】優先順位の高いプロセスが使用する主記憶データを優先順位の低いプロセスよりも優先的にキャッシュメモリに登録して主記憶アクセス時間を小さく抑え優先順位の高いプロセスの処理速度を高速とし、優先順位の高いプロセスがキャッシュメモリを占有し優先順位の低いプロセスの処理速度が遅くなることを防ぐ。【解決手段】キャッシュメモリ2のコンパートメント(2-x)毎に登録を許可する優先順位を保持する登録資格フラグ(3-x)を設け、プロセスの優先順位と各コンパートメントの登録資格フラグが保持している優先順位とを比較してどのコンパートメントに登録することができるかを登録許可判定手段5が判定し、登録が許可されたコンパートメントのうちでどのコンパートメントに登録するかをコンパートメント選択手段6が選択する。
請求項(抜粋):
キャッシュメモリを備えた情報処理装置において、前記キャッシュメモリが、複数のコンパートメントを含むセットアソシアティブ方式として構成され、前記キャッシュメモリのコンパートメント毎に該コンパートメントへの主記憶データの登録が許可されるプロセスの優先順位の範囲を保持する登録資格判定フラグと、主記憶アクセスを実行しようとするプロセスの優先順位と、前記コンパートメント毎の前記登録資格判定フラグに保持されている優先順位と、を比較する優先順位比較手段と、プロセスがアクセスしようとする主記憶データが前記キャッシュメモリに登録されていない時に、前記優先順位比較手段で比較した結果からプロセスがアクセスしようとする主記憶データをいずれのコンパートメントに登録することが許可されるかを判定する登録資格判定手段と、前記登録資格判定手段にて登録を許可すると判定されたコンパートメントのうちのいずれのコンパートメントにプロセスがアクセスした主記憶データを登録するかを選択するコンパートメント選択手段と、を備え、前記コンパートメント選択手段で選択されたコンパートメントにプロセスがアクセスした主記憶データを登録することを特徴とする登録資格フラグ付きキャッシュメモリ。
IPC (2件):
G06F 12/08 ,  G06F 12/08 310
FI (2件):
G06F 12/08 E ,  G06F 12/08 310 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-137053
  • 特開平4-100158
  • 特開平1-120649

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