特許
J-GLOBAL ID:200903050803666930

果実そ菜類の選別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-332170
公開番号(公開出願番号):特開平5-200366
出願日: 1982年07月22日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 異なる生産地で生産されたりんご,桃等の果実、トマト,メロン等のそ菜類を、例えば胴回り(果径)形状による単一の基準で選別すると、胴回りが同じであれば高さが高くても低くても同じ階級に選別されてしまい、価格に見合った選別ができない問題を解消した選別装置を提供する。【構成】 被選別物を一つづつトレーに載せて搬送し、搬送途中でその特徴量を計測して仕分する装置であって、計測する特徴量が、重量と、形状であり、重量計測結果に基づき個数計数処理のための階級判定をし、形状計測結果に基づき選別排出のための階級判定を行なう。
請求項(抜粋):
【1】 被選別物としての果実そ菜類を選別コンベアの多数のトレー装置上に1個ずつ載せて搬送し、搬送経路途中の計測部で被選別物の特徴量を計測し、該計測結果に基づいて、選別コンベアの仕分け部に設けられた受部に被選別物を仕分け排出する選別装置であって、前記計側部には、トレー装置上の被選別物について、その重量を計測して重量信号を出力する電子秤と、その形状を計測して形状信号を出力するセンサとを設け、該夫々の信号から被選別物の重量による階級判定と形状による階級判定とを行なうと共に、この重量による階級判定結果の信号を個数計数処理手段に送り、且つ形状による階級判定結果の信号を仕分け排出信号としてトレー装置の進行と同期させて出力する演算装置を設け、該仕分け排出信号により作動しトレー装置のトレーを傾動させる排出作動装置を階級別の各受部に対応させて設けたことを特徴とする果実そ菜類の選別装置。【2】 前記形状を計測するセンサは、平面形状を計測するセンサと側面形状を計測するセンサとであり、前記演算装置は、該夫々の計測結果を比較していずれか大の値又はいずれか小の値を選択して階級判定を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の果実そ菜類の選別装置。【3】 前記仕分け部の各受部は、被選別物の仕分け量に対応した大きさに形成し、前記排出作動装置は該受部の大きさに応じて1乃至2以上設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の果実そ菜類の選別装置。【4】 被選別物としての果実そ菜類を選別コンベアの多数のトレー装置上に1個ずつ載せて搬送し、搬送経路途中の計測部で被選別物の特徴量を計測し、該計測結果に基づいて、選別コンベアの仕分け部に設けられた受部に被選別物を仕分け排出する選別装置であって、前記計側部には、トレー装置上の被選別物について、等級判定要素としての内部品質を測定し測定信号を出力する内部品質測定装置と、階級判定要素としての重量を計測して重量信号を出力する電子秤と、同じく階級判定要素としての形状を計測して形状信号を出力するセンサとを設け、前記測定信号から被選別物の等級を判定し等級信号を出力する等級演算部を設け、前記重量信号と形状信号とから被選別物の重量による階級判定と形状による階級判定とを行なうと共に、前記等級信号と該重量による階級判定結果とからの等級別階級別信号を個数計数処理手段に送り、且つ前記等級信号と該形状による階級判定結果とからの等級別階級別信号を仕分け排出信号としてトレー装置の進行と同期させて出力する演算装置を設け、該仕分け排出信号により作動しトレー装置のトレーを傾動させる排出作動装置を等級別階級別の各受部に対応させて設けたことを特徴とする果実そ菜類の選別装置。【5】 前記形状を計測するセンサは、平面形状を計測するセンサと側面形状を計測するセンサとであり、前記演算装置は、該夫々の計測結果を比較していずれか大の値又はいずれか小の値を選択して階級判定を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の果実そ菜類の選別装置。【6】 前記仕分け部の各受部は、被選別物の仕分け量に対応した大きさに形成し、前記排出作動装置は該各受部の大きさ応じて1乃至2以上設けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載の果実そ菜類の選別装置。
IPC (4件):
B07C 5/36 ,  B07C 5/10 ,  B07C 5/30 ,  B07C 5/342
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭53-102078
  • 特開昭52-145156
  • 特開昭57-019221

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