特許
J-GLOBAL ID:200903050804532555

高効率低公害のハイブリッド型ブレイトンサイクル燃焼装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-535829
公開番号(公開出願番号):特表2002-538345
出願日: 1999年03月10日
公開日(公表日): 2002年11月12日
要約:
【要約】【課題】 高い圧力において動作し、非可燃性の空気成分と、燃料の燃焼で生じた生成物と蒸気との混合物からなる作動流体を利用するパワー発生システムを提供する。【解決手段】 上記パワー発生システムから放出される作動流体は、実質的にNOxとCOを含まない。作動流体は一定の圧力と温度において供給される。燃焼用空気は1つ又は複数の圧縮過程によって供給される。燃料は必要とされる圧力で噴射される。実質的に、燃料が燃焼されたとき、圧縮された空気の中のすべての酸素は消費される。燃焼室の内部を冷却することに用いるために、不活性液体が高い圧力において噴射され、比熱が高い希釈用の蒸気(vapor)の不活性部分を生成する。非可燃性の液体の噴射を使用することは、汚染物質の形成を抑制し、効率と、システムから利用可能な馬力とを増大させ、燃料消費率を減少させる。
請求項(抜粋):
a)燃焼室と、 b)燃焼室に連結されたワークエンジンと、 c)燃焼室に燃料を供給するための燃料供給手段と、 d)圧縮空気を高温かつ一定圧で上記燃焼室に供給する空気供給手段であって、その空気量が、該空気中の酸素の少なくとも約90%が燃料燃焼時に消費されるように選択され、燃料及び空気が燃焼室内で混合されるようになっているものと、 e)燃焼室に供給される空気の量を変化させるとともに、燃焼室に供給される燃料の量を調整して、空気に対する燃料の比率を一定に維持するための制御手段と、 f)燃料と空気との混合物に点火して、燃焼蒸気の流れを生成する燃料点火器と、 g)加圧下で過熱された不燃性の液体を燃焼室に供給する液体供給手段であって、該液体が燃焼室に入ったときに実質的に瞬時に蒸気に変化させられ、蒸気の供給及び形成が乱流を生成するとともに燃焼室内で混合し、蒸気と燃焼生成物と空気及び燃料中の不燃性物とからなる作動流体となり、上記作動流体がワークエンジンに供給されるようになっているものと、 h)過熱された不燃性液体を、作動流体の温度を所望のレベルに維持するのに十分な量で燃焼室に供給する燃焼室温度制御器であって、実質的に燃焼室内における温度制御のすべてが、燃焼室内に導入される不燃性液体の蒸発潜熱から誘導されるものと、 i)ワークエンジンを出る作動流体から不燃性液体へ熱を移動させるための熱交換手段であって、該熱が、不燃性液体の温度を供給時の温度から、燃焼室に供給するための所望の温度まで上昇させるようになっているものとを含んでいる動力生成システム。
引用特許:
審査官引用 (10件)
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