特許
J-GLOBAL ID:200903050813094943

ヒト肝細胞様細胞およびその利用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 清水 初志 ,  新見 浩一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-245200
公開番号(公開出願番号):特開2006-254896
出願日: 2005年08月26日
公開日(公表日): 2006年09月28日
要約:
【課題】従来のシステムの改変により、ヒト肝細胞の表現型にさらに近いヒト肝細胞様細胞を製造すること。また、該ヒト肝細胞様細胞およびその利用法の提供。【解決手段】従来のシステムにおいて総培養期間を延長し、さらに培地中にデキサメタゾンを添加することにより、従来よりも、ヒト肝細胞に近い細胞形態を有するヒト肝細胞様細胞の製造方法。また、該細胞は、チトクロムP450(CYP)、多剤耐性関連蛋白質(MRP)および多剤耐性(MDR)蛋白質を含む初代正常ヒト培養肝細胞の形態学的特徴および機能的特徴の両方を示すことが判明した。該ヒト肝細胞様細胞を利用した、動物モデルを必要としない候補薬剤などの被検化合物の代謝や肝毒性の評価法、また、肝疾患治療剤、肝炎ウイルス感染阻害剤、ウイルス性肝炎治療剤のスクリーニング方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の(a)〜(c)の工程を含み、総培養期間が約2週間〜約13週間であることを特徴とする、ヒト肝細胞様細胞の製造方法。 (a)多分化能を有するヒト由来の細胞を以下の(i)〜(iii)のいずれかに記載の増殖因子を含む培地で培養する工程 (i)酸性線維芽細胞増殖因子、線維芽細胞増殖因子4および肝細胞増殖因子 (ii)アクチビンA、上皮細胞増殖因子およびβ-神経生長因子から選択される増殖因子および酸性線維芽細胞増殖因子 (iii)アクチビンAおよび肝細胞増殖因子から選択される増殖因子および線維芽細胞増殖因子4 (b)工程(a)で培養された細胞を、オンコスタチンMを含む培地で培養する工程 (c)工程(b)で培養された細胞を、デキサメタゾンを含む培地で培養する工程
IPC (6件):
C12N 5/06 ,  C12N 15/09 ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/70 ,  G01N 33/15 ,  G01N 33/50
FI (6件):
C12N5/00 E ,  C12N15/00 A ,  C12Q1/02 ,  C12Q1/70 ,  G01N33/15 Z ,  G01N33/50 Z
Fターム (35件):
2G045AA40 ,  2G045BB20 ,  2G045CB01 ,  2G045CB21 ,  2G045DA14 ,  4B024AA11 ,  4B024CA02 ,  4B024CA11 ,  4B024HA14 ,  4B063QA01 ,  4B063QA05 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ10 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR08 ,  4B063QR32 ,  4B063QR56 ,  4B063QR62 ,  4B063QR69 ,  4B063QR77 ,  4B063QR79 ,  4B063QS24 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QS36 ,  4B063QX01 ,  4B065AA93X ,  4B065AC20 ,  4B065BB06 ,  4B065BB34 ,  4B065BC41 ,  4B065CA44 ,  4B065CA46
引用特許:
出願人引用 (41件)
  • US 5,197,985
  • US 5,837,539
  • US 5,855,619
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