特許
J-GLOBAL ID:200903050815619903

同期モータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-225904
公開番号(公開出願番号):特開平9-056199
出願日: 1995年08月10日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 永久磁石がずれても、ベクトル制御が続けられる制御装置とする。【解決手段】 インバータ2は直流を交流電力に変換し同期モータ3に供給する。同期モータ3の回転子の回転角θsenが角度センサ4で、駆動電流が電流センサ5、6で、駆動電圧が電圧センサ12、13で検出されコントローラ200に出力される。コントローラでは、トルク指令値T*および回転子の回転速ωに基づいてベクトル制御を行ない、駆動電流を制御指令に追従するように制御する。この際、磁極位置推定演算器15は交流電流、電圧に基づいて磁極位置θ’calを推定し、角度補正器14は、θ’calをもとに磁極の推定位置θcalを算出し、θsenとを引き算して誤差量を求め、回転速に応じた強度調整したのち、θsenに補正する。これにより磁極が正確に検出されるとともに磁極位置の推定周期を電流の制御周期と同等にする必要がなく、演算負荷が軽減される。
請求項(抜粋):
回転子に永久磁石を用いた同期モータにおいて、直流電力を交流に変換して前記同期モータに電力を供給するインバータと、該インバータから前記同期モータの電機子コイルに流れる電流を検出する電流検出手段と、前記電機子コイルにかかる電圧を検出する電圧検出手段と、前記同期モータの回転子の回転位置を検出する位置検出手段と、前記検出された電流および検出された電圧に基づき前記回転子の磁極位置を推定算出する磁極位置推定手段と、前記検出された回転子の回転位置と前記磁極位置推定手段で推定された磁極位置との誤差を算出する誤差演算手段と、前記演算された誤差から前記回転子に設けられた永久磁石の実際位置と前記検出された回転子の回転位置とのずれを検出するずれ検出手段と、前記検出されたずれを補正する補正手段とを有することを特徴とする同期モータの制御装置。
FI (2件):
H02P 5/408 C ,  H02P 5/408 A
引用特許:
出願人引用 (1件)

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