特許
J-GLOBAL ID:200903050822163460

内燃機関の燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-308823
公開番号(公開出願番号):特開平6-159184
出願日: 1992年11月18日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関の一回の燃焼に必要な燃料を複数回に分割して噴射する内燃機関の燃料噴射装置において、電磁弁の励磁電流に対する燃料噴射量が上記複数回の燃料噴射の間隔によって変化するのを防止する。【構成】 TP1にてパイロット噴射用励磁パルスP1を出力すると、少し遅れて電磁弁の磁力がH0 を超える。すると作動室圧力が低下し始め、これがPr1以下となるとパイロット噴射が開始する。TD1にてダミー用励磁パルスP3を出力すると、同様に作動室圧力が低下するが、P3はパルス幅が短いので、作動室圧力はPr1となるまでに増加に転じる。従って、燃料噴射は行われず、磁力のみ残留する。このため、TM1にてメイン噴射用励磁パルスが出力されると、磁力が即座にH0 に達し、遅れ時間T0 でメイン噴射が実行される。すなわち、パイロット噴射とメイン噴射との間隔が小さいときと同じ遅れ時間となる。
請求項(抜粋):
電磁弁が所定値以上に励磁されたとき燃料を噴射するインジェクタと、内燃機関の運転状態に応じて設定される間隔で、上記電磁弁を上記所定値以上に複数回励磁することにより、内燃機関の一回の燃焼に必要な燃料を上記複数回に分割して噴射する主励磁手段と、を備えた内燃機関の燃料噴射装置において、上記主励磁手段による上記電磁弁の励磁の間で、かつ、上記電磁弁が励磁されていないとき、上記電磁弁を上記所定値以下に励磁する補助励磁手段を設けたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02M 47/00 ,  F02D 41/34 ,  F02M 45/08

前のページに戻る