特許
J-GLOBAL ID:200903050825376570

スリ-ブの製造方法およびそのスリ-ブを用いた電磁スプール弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-329453
公開番号(公開出願番号):特開平11-148575
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 電磁スプール弁の製品コストを削減し得るスリ-ブの製造方法およびそのスリ-ブを用いた電磁スプール弁を提供する。【解決手段】 アルミダイカスト鋳造法によって成形されるスリーブ中間材51は、リニアソレノイドに流す励磁電流の増加に伴って制御ポート圧がほぼ直線的に増大する特性又はその逆の特性に拘らず、電磁スプール弁のスリーブとして必要な孔等、即ち、滑動孔52a、調整孔54、各ポート58a〜f、58h、オリフィス58g、各環状溝61〜64、コイルばね室66、シャフト室67およびフィードバック路68を形成した上で、正逆の特性により内径の異なる調整孔54だけを後工程により所定の内径d1 、d2 に拡径したり、正逆の特性によって不要となるポートをハウジング等により閉塞したりする。これにより、正逆2種類の異なった特性を有する電磁スプール弁に対し1種類のスリーブ中間材51で対応することができる。
請求項(抜粋):
励磁電流の増加に対し制御圧が増加する正特性を有する電磁スプール弁と、励磁電流の増加に対し制御圧が減少する逆特性を有する電磁スプール弁とに用いるスリーブを製造するための方法であって、ダイカスト成形によって、スプールを摺動可能に収容するための案内孔、この案内孔の一端に形成される案内孔よりも小径の調整孔、正特性および逆特性に必要な各ポート、前記案内孔と調整孔との間に形成されるフィードバック室を備えた正特性と逆特性に共通のスリーブ中間材を製造し、このダイカスト成形の後に、前記スリーブ中間材の調整孔を、正特性として用いる場合には前記案内孔の内径より大径に仕上げ加工し、逆特性として用いる場合には、前記案内孔の内径より小径に仕上げ加工して、正特性あるいは逆特性に応じたスリーブにするようにしたことを特徴とするスリーブの製造方法。
IPC (2件):
F16K 31/06 ,  F16K 31/44
FI (2件):
F16K 31/06 ,  F16K 31/44 E

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