特許
J-GLOBAL ID:200903050831064580

主軸装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今 誠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-103780
公開番号(公開出願番号):特開平5-280532
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】 リヤベアリングケースをアキシャル方向に移動自在にし、リヤ方向への弾性力を付与することにより、主軸の熱膨張を吸収して常に所定の予圧がベアリングに作用するようにした工作機械の主軸装置において、主軸先端熱変位の安定性を向上させる。【構成】 リヤベアリングケース11の外周面に取付けられた2枚のダイアフラム13、14の外周縁を、主軸頭1のハウジング2内壁に固定して、リヤベアリングケース11をハウジング2内壁に対してラジアル隙間12を有し、アキシャル方向には弾性変位し易く、ラジアル方向には高い剛性を持って支持する。そしてスプリング7でリヤベアリングケース11にリヤ方向への弾性力を付与する。
請求項(抜粋):
主軸頭のハウジング内にフロントベアリングとリヤベアリングにより主軸を回転自在に支承するとともに、前記リヤベアリングのアウターレースを支持するリヤリングケースをアキシャル方向に移動自在に支持し、前記ハウジングに対して常時リヤ方向へ弾性力を付加して前記フロントベアリングおよびリヤベアリングに予圧を作用させる主軸装置において、前記リヤベアリングケースの外周面と前記ハウジングの内壁面との間にラジアル方向の間隙を設け、前記リヤベアリングケースの外周部にアキシャル方向に間隔をあけて少なくとも2枚の薄板部材を平行に固定し、該薄板部材の外周部を前記ハウジングの内壁にも固定して、前記リヤベアリングケースを前記主軸と同軸度を維持しながらにアキシャル方向には小さい力で移動でき、ラジアル方向には所定の剛性を有して支持し、前記ハウジングと前記リヤベアリングケースとの間にアキシャル方向の所定弾性力を付加させる弾性手段を設けて構成したことを特徴とする主軸装置。
IPC (2件):
F16C 25/08 ,  B23B 19/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-236918

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