特許
J-GLOBAL ID:200903050833924993

総義歯の作製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野間 忠之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-080514
公開番号(公開出願番号):特開平9-238960
出願日: 1996年03月11日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 精度の良い総義歯の作製を任意の時に自動的に行う新規な総義歯の作製方法を提供する。【解決手段】 採得した上下顎の口腔内印象より作成した石膏模型1から測定器2で口腔内形状の三次元座標データを計測して粘膜面形状を図形表示装置4に表示し、該粘膜面形状で仮定した顎堤の中心線の長さに基づいて予め登録されている中から適切な人工歯列を選択して上下の歯が解剖学的に正しく咬合される状態に図形表示装置2上で顎堤上に配列し、該人工歯列を保持できる状態に総義歯床を図形表示装置2上に作図してその三次元座標データを取り込み、前記総義歯床に取り外した前記人工歯の床側面の三次元座標データを呼び込んだ後、前記石膏模型1上に流動性のある総義歯床材料を供給し硬化させて製作したブロック体を口腔内側面形状の三次元座標データに基づいてNC制御の3軸以上の加工機5によって削り出して製作した総義歯床6の顎堤上に前記人工歯列を配置固着する。
請求項(抜粋):
患者の上顎と下顎の口腔内印象を採得し、その口腔内印象を基礎として作成した上顎と下顎の石膏模型の咬合関係を求めると共にその石膏模型から接触式又は非接触式の測定器を用いて患者の上顎と下顎の口腔内形状の三次元座標データを計測して粘膜面形状を図形表示装置に表示し、該粘膜面形状において顎堤の中心線を仮定してその長さに基づいて予め登録されている人工歯の中から適切な大きさの人工歯列を選択して上下の歯が解剖学的に正しく咬合される状態に該図形表示装置上で顎堤上に該人工歯列を配列した後、該人工歯列をその位置に保持できる状態に総義歯床を該図形表示装置上に作図してその総義歯床の三次元座標データを取り込み、しかる後に前記人工歯列を総義歯床から取り外した状態で該人工歯の床側面の三次元座標データを前記総義歯床に呼び込んだ後、前記石膏模型上に流動性のある総義歯床を構成する材料を供給し硬化させて総義歯床を構成するブロック体を製作し、前記取り込んだ三次元座標データのうち口腔内側面形状(上顎の場合は顎堤形状と口蓋形状、下顎の場合は顎堤形状)の三次元座標データに基づいてNC制御の3軸以上の加工機によって総義歯床を構成するブロック体の口腔内側面全面を削り出して総義歯床を製作した後、この総義歯床の顎堤上に前記人工歯列を配置固着することを特徴とする総義歯の作製法。
IPC (5件):
A61C 13/00 ,  A61C 13/007 ,  A61C 13/01 ,  A61C 13/10 ,  A61C 19/04
FI (4件):
A61C 13/00 D ,  A61C 13/10 ,  A61C 13/01 ,  A61C 19/04 Z

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