特許
J-GLOBAL ID:200903050834467219

衛星航法測位装置及び衛星測位演算方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-287534
公開番号(公開出願番号):特開2003-098245
出願日: 2001年09月20日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 マルチパスによる影響を受けず小型化した信号処理機能を有し、短時間で整数値バイアスが確定できる衛星航法測位装置及び衛星測位演算方法を提供する。【解決手段】 RDOP演算205は、管理表に4個以上の衛星が有る場合にRDOPによって衛星の配置を評価し、4個以下であればRDOPを無効な値とする。バイアス判定207は、整数値バイアスが確定している衛星だけで評価したRDOPが30以下である場合に相対位置演算208に分岐し、それ以外の場合はΓマトリクス演算210に分岐する。演算210は、所定の式によってΓマトリクスを計算する。Ωマトリクス演算211では管理表に記載される衛星と対応した配列数のΩマトリクスを計算する。N・σN演算212は、整数値バイアスと分散σNをそれぞれ計算する。N精度判定213では、分散σNが0.25より小さくて、各整数値バイアスが分散の範囲内に整数値を含んでいる場合に整数値バイアスが確定したと判断する。
請求項(抜粋):
衛星信号を受信するアンテナと、前記アンテナで受信した前記衛星信号の搬送波位相を測定する搬送波位相測定部と、所定の基準点で測定された第1の搬送波位相情報と前記搬送波位相測定部で測定した第2の搬送波位相情報とから移動体の位置を求める演算部とを備え、前記演算部は所定のタイミング毎に前記第1の搬送波位相情報と前記第2の搬送波位相情報との二重位相差と、前記所定のタイミングにおける衛星の位置と、前記基準点の位置と、前記移動体の位置との複数の関係式を求め、前記複数の関係式より前記移動体の位置に相当する変数を消去した条件式を求め、複数のタイミングにおける前記条件式について互いに小さな偏差で成立するような前記二重位相差の整数値バイアスを求めて前記移動体の位置を決定することを特徴とする衛星航法測位装置。
IPC (2件):
G01S 5/14 ,  G01C 21/00
FI (2件):
G01S 5/14 ,  G01C 21/00 A
Fターム (12件):
2F029AB07 ,  2F029AC02 ,  2F029AD01 ,  5J062AA09 ,  5J062CC07 ,  5J062DD03 ,  5J062DD04 ,  5J062DD05 ,  5J062DD23 ,  5J062DD24 ,  5J062EE01 ,  5J062EE04

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